13日、イタリアのテレビトーク番組のインタビューに応じたインテルのハビエル・サネッティ副会長が、現在欠場が続いているローマのフランチェスコ・トッティについて言及した。
トッティは左足大腿の故障で3月16日の第27節サンプドリア戦以降、欠場が続いている。ローマは今シーズンここまで30試合を終えて15勝12分3敗の勝ち点57で3位につけているものの、年明け以降は4勝9分1敗と勝ち切れない試合が続いている。
そんなローマの現状に対しサネッティは「ローマの危機? トッティがいないからだろう。戦列を離れてしばらく経つので、彼のコンディションについては知らない。だけど彼の不在をチームが感じている。復帰すればローマも落ち着きを取り戻すだろうし、言うまでもなくローマは彼にとっての家だ。彼のような選手はチームに大きなモチベーションをもたらす。こういう時こそトッティが必要だ」と、チームの象徴がもたらす影響の大きさについてコメントした。
サネッティ自身も現役時代は1995年にインテルに入団して以来19年にわたりバンディエラ(旗頭)としてチームをけん引し、数々のタイトルを獲得してきた。彼が付けていた背番号4はインテルの永久欠番となっており、現在も副会長としてクラブを支えている。