16日、EURO予選グループHの天王山、イタリア対クロアチア戦はホームのイタリアが11分にカンドレーバ(ラツィオ)のゴールで先制しながら、その4分後にペリシッチ(ボルフスブルク)のゴールで追い付かれ、そのまま1-1のドローに終わっている。
試合後、イタリアのメディアが問題にしたのはペリシッチのシュートに対するGKブッフォンの反応。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙は「ブッフォンの幼稚なミスが相手に歓喜をもたらした」と糾弾。ユベントス贔屓の『トゥットスポルト』紙も「(失点は)ブッフォンのミス」と厳しく指摘している。
ピッチに発煙筒を投げ込んだクロアチアサポーターの暴挙で試合が中断しリズムを乱されたイタリアは、不完全燃焼のドロー決着。サプライズ招集のバロテッリが直前でチームを離脱するなど、コンテ新監督にとっては計算外の出来事に悩まされた代表ウィークだった。