8日にマルコ・ブランカTD(テクニカルディレクター)との契約を解除したインテル。新たなチーム強化担当者は誰になるのかが、連日イタリアメディアを賑わせている。
候補として噂されるのは4人。フィオレンティーナSD(スポーツディレクター)のダニエレ・プラデ、SD経験もあるインテル元監督のレオナルド、ブランカの前任であるガブリエレ・オリアリ、ローマSDのワルテル・サバティーニだ。
スパレッティ監督時代のローマを支えたプラデは、2012年からフィオレンティーナのSDを務めている。今季限りで契約が満了するため他クラブに引き抜かれる可能性がささやかれている。トヒル会長との会食が報じられたレオナルドは、イブラヒモビッチやルーカス、ラベッシをパリSGに迎え入れるなどイタリアとブラジルに太いパイプを持つ。そんな中、サポーターに熱望されているのがオリアリ。2000年代後半の黄金期をもたらした最大の功労人とも言われるインテル元TDはマイコン、カンビアッソ、エトー、スナイダー、ミリート、ジュリオ・セーザルなどを連れてきた人物で、ブランカ退任に伴い会長がコンタクトを図ったと見られている。
インテルは第23節終了時点でCL出場圏の3位ナポリと勝ち点11差。CL出場権獲得は厳しい状況にあるが、誰がチーム再建を担うことになるのだろうか。