元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテスが、38歳にして現役復帰を果たすようだ。スペイン『マルカ』紙が報じている。
同紙によると、モリエンテスはスペインリーグ6部相当のプリメーラ・レギオナル・ディビジョンに所属するデポルティボ・サンタ・アナでプレーを再開するという。下部組織に息子が所属している関係で、昨年夏から同クラブでトレーニングを行っていたようだ。
デポルティボ・サンタ・アナのラファエル・ゴンサレス会長は、「彼は状態が良ければ助力すると言っていた。1月に答えを出すと約束していて、“イエス”と言ってくれたよ。彼にはすべてのホームゲームでプレーしてもらいたい。彼にとって快適な場所だと思う。フィジカルコンディションは良いし、ゴールの取り方を忘れてはいないよ」と、復帰を喜んでいる。
サラゴサで頭角を現したモリエンテスは97-98シーズンにレアル・マドリーへと加入。クラブのレジェンドとなったFWラウール・ゴンサレスとコンビを組みゴールを量産した。03-04にモナコへとレンタルに出されたが、チャンピオンズリーグで準優勝に貢献し、自身は12試合9ゴールで得点王に輝いた。翌シーズンにはリバプールへと移籍するも結果を残せず、その後、バレンシア、マルセイユと渡り歩き、2010年8月に現役を退いていた。
このままデポルティボ・サンタ・アナ加入が決定すれば、1月25日のレクエルド戦でモリエンテスの勇姿がピッチで見られるかもしれない。