18位マジョルカ対最下位デポルティーボ。降格圏同士の直接対決は20分、カサデスースの得点でマジョルカが先制する。しかし7分後、左SBシルビオの果敢なドリブル突破からのゴールで追いついたデポルは、後半さらに2得点を奪い逆転。終盤1点差に詰め寄られたものの、前節セルタ戦に続き残留を争うライバルから大きな勝ち点3を手にした。
一方、欧州カップ出場権を狙うレバンテ対セビージャの一戦は、虎の子の1点を守り切ったホームチームに軍配。敗れたセビージャはこれで今季アウェイ戦10敗目(1勝4分)。敵地での弱さを改善しない限り、上位進出は望めそうもない。対照的なのがソシエダで、エスパニョールに常に先手を取られる苦しい展開ながら、引き分けに持ち込み勝ち点1を上積み。CL圏を死守している。
※本誌301号ではラジョ・バジェカーノ対マラガ、アトレティコ・マドリー対バレンシア、セルタ対バルセロナ、サラゴサ対レアル・マドリーなどを掲載。