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収め、流れ、飛び出し、フィニッシュまで。攻撃のあらゆる局面にレバンドフスキあり

2020.08.08

ストライカー×チーム戦術のケーススタディ:バイエルン

FWの選手にも得点以外の様々な戦術的タスクが課されるようになった現代サッカー。ただ、それぞれが与えられる役割やその程度はチームの方針や個人の特徴によって変わってくる。チームの戦術の中でストライカーは何を求められプレーしているのか、明らかにしていく。

 ボールを保持する時間が長く、ほぼすべてのゲームで対戦相手を押し込めるバイエルンのストライカーに最も求められるのは、当然ながらゴールという目に見える結果を残すこと。その要求にハイレベルに応え続けているロベルト・レバンドフスキは、ゴール前に常駐してフィニッシュに専念しているわけではなく、味方のアタッカー陣と連動しながら、崩しの局面でも大きな貢献を果たしている。……

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ストライカーバイエルンロベルト・レバンドフスキ

Profile

遠藤 孝輔

1984年3月17日、東京都生まれ。2005年より海外サッカー専門誌の編集者を務め、14年ブラジルW杯後からフリーランスとして活動を開始。ドイツを中心に海外サッカー事情に明るく、『footballista』をはじめ『ブンデスリーガ公式サイト』『ワールドサッカーダイジェスト』など各種媒体に寄稿している。過去には『DAZN』や『ニコニコ生放送』のブンデスリーガ配信で解説者も務めた。

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