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中央封鎖、陣形維持の守備からの ロングカウンター。シーズンを経るごとに洗練されるヌーノ・ウルブスのスタイル

2020.11.09

過去2季連続でリーグ戦7位、昨シーズンにはマンチェスター・シティ相手の“ダブル”まで達成したウォルバーハンプトン。まだまだ進化の可能性を秘める、ヌーノ監督による臨機応変な3バックを紐解く。

 ヌーノ監督は敵のスタイルに応じて[3-4-3] と[3-5-2] を使い分ける。サイド攻撃が得意なチームとの試合では前者を使い、中盤を厚くしたい時は後者を用いた。どちらの場合も押し込まれれば、3バックがゴール中央を固めて最も危険なスペースを埋める。……

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ウォルバーハンプトン戦術

Profile

田島 大

埼玉県出身。学生時代を英国で過ごし、ロンドン大学(University College London)理学部を卒業。帰国後はスポーツとメディアの架け橋を担うフットメディア社で日頃から欧州サッカーを扱う仕事に従事し、イングランドに関する記事の翻訳・原稿執筆をしている。ちなみに遅咲きの愛犬家。

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