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PCR100%神話”ではクラスターが必ず起きる!

2020.11.19

PCR検査は絶対ではない、は常識である。なのに、PCRを100% 信用することで成立しているサッカー界のガイダンス=「陽性者が出たら隔離、他の陰性者は活動継続」では、感染を防げないところか拡大する恐れがある。世界各国でコロナ感染の再拡大が起こる今、リーガ2部で起きた“パンデミック”の際に何が起こっていたのか、その構図をあらためて振り返りたい。

 リーガ2部が大混乱に陥った。きっかけは7月20日、遠征先でフェンラブラーダに8人の陽性者が出て、その夜の最終節デポルティーボ戦が延期されたこと。

 その後フェンラブラーダの感染者は28人まで広がり、試合開催の目途が立たない状況が続いた。フェンラブラーダは昇格プレーオフの出場権を争っているため、本来なら終了しているはずのプレーオフも延期のまま。いつシーズンを終えられるのか、そして、どう終えられるのかも不透明となった。

 同時キックオフとならずコンペティションの公正さが失われたことで、戦わずして降格が決定したデポルティーボら降格クラブと、プレーオフの出場権を争ったクラブから不満が噴出している。彼らを救済するためのプレーオフ出場枠拡大説や逆のプレーオフ中止説、降格なし説、感染対策を怠ったとしてフェンラブラーダ強制降格説が出たが、いずれにせよ禍根を残しての幕切れは避けられなくなった。……

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新型コロナウイルス

Profile

木村 浩嗣

編集者を経て94年にスペインへ。98年、99年と同国サッカー連盟の監督ライセンスを取得し少年チームを指導。06年の創刊時から務めた『footballista』編集長を15年7月に辞し、フリーに。17年にユース指導を休止する一方、映画関連の執筆に進出。グアルディオラ、イエロ、リージョ、パコ・へメス、ブトラゲーニョ、メンディリバル、セティエン、アベラルド、マルセリーノ、モンチ、エウセビオら一家言ある人へインタビュー経験多数。