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「#CLリアルタイム分析」レポート。ペップの「ゼロトップ」の意図とは?

2020.08.15

 みなさんこんばんは。連日猛暑が続いていますが、ファイナルに向けて朝4時に起きる体に仕上がってきていますでしょうか?

 先日行われたCLマンチェスター・シティ対レアル・マドリー戦の前にこんな告知がありました。

 「#CLリアルタイム分析」のハッシュタグで感づいた方もいらっしゃったかと思いますが、そう、アレです。かなりの反響を呼んだロシアW杯のドイツ対メキシコまとめの再現が起こせるか、あわよくば記事化してしまおうという企画でした。

 当時はメキシコのドイツ対策に始まり、両チームの戦術的差し合いをTwitter民たちが解き明かしていくさまが話題になりました。このカードならもう一度そのようなことが期待できるのでは?ということで参加者を募ることに。試合内容はこの後のツイートを見ていただくとして、イベント自体は多くの方に参加して楽しんでいただけました。

 それでは、「#CLリアルタイム分析」のハッシュタグを追いながら試合を振り返ってみましょう。

【試合前】

 前回の対戦(2月26日!)から、両チームともスタメン4人を入れ替えて臨んだ一戦。前回と言ってもほぼ半年前の話で、第1レグが行われた時とはルールも変わっており、交代枠が3名から5名に、ベンチメンバーも7名⇒12名と増枠されており、世界のありようが変わってしまったことをつくづく痛感せざるを得ません。

 ともかくも、第1レグを1-2で勝利して優位にあるマンチェスター・シティのラインナップはGKエデルソン、DFウォーカー、フェルナンジーニョ、ラポルト、カンセロ、MFロドリ、デ・ブルイネ、ギュンドアン、フィル・フォデン、FWスターリング、ガブリエウ・ジェズスの11人。

 このメンバーを見て、ほとんどのみなさんが[4-3-3]システムで、フォデンは右ウイングに入ると予想したはずです。

 対して、最初から2点取る必要があるレアル・マドリーが送り出したのはGKクルトワ、DFカルバハル、ミリトン、バラン、フェルラン・メンディ、MFカセミロ、モドリッチ、クロース、FWロドリゴ、ベンゼマ、アザールの布陣。

レアル側としては、何と言ってもセルヒオ・ラモスの出場停止が痛い。CB陣の経験不足が心配されましたが、まさかあんなことが起ころうとは……。

【キックオフ:日本時間朝4時】

……

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マンチェスター・シティレアル・マドリー戦術文化

Profile

ジェイ

1980年生まれ、山口県出身。2019年10月よりアイキャンフライしてフリーランスという名の無職となるが、気が付けばサッカー新聞『エル・ゴラッソ』浦和担当に。footballistaには2018年6月より不定期寄稿。心のクラブはレノファ山口、リーズ・ユナイテッド、アイルランド代表。