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ダイブも鼻血も見逃さない!超tkq的EURO2020、GSベストイレブン

2021.06.24

 みなさん、EURO2020楽しんでますか!?

 夜中の試合が多いのでみなさん寝不足かと思いますが、GS(グループステージ)も終わってこの週末でいったん小休止という感じでしょうか。私はJ2を見なければいけませんが、みなさんは休んでください。

 さて、GS終了ということで、ここで現時点でのベストイレブンを選びます!別に選んで欲しいと誰にも言われてませんが、私が選びたいのでfootballistaに押し売りです。

 基準は「私の印象に残ったかどうか」です。そのため、世間のベストイレブンとはかけ離れているかと思いますが、まあ仕方ないですね。人生とは主観なのです。私の主観によると、現在のアメリカ大統領はカニエ・ウェストです。

 それでは、いってみましょう!システムはバランスよく[3-3-4]です!

GK

ロビン・オルセン(スウェーデン)

 初戦のスペイン戦、試合開始1分からほぼ攻撃することを放棄したスウェーデンの最後方で、雨あられのクロスとシュートを防ぎまくったまさに守護神。スペインのボールポゼッションが86%で、このレベルではあり得ないほど支配された試合でしたが、なんとかぎりぎりスコアレスドローに持ち込めたのはオルセンの働きによるものであることは間違いないでしょう。

 ただ、1戦目でのオルセンのゴールキーピングの技術は素晴らしかったのですが、唯一けなすとしたらそのキックの精度。ゴールキックやパントキックのほとんどがサイドラインを豪快に割るという異次元のロングキックを披露し、本当に酷かったです。そういう戦術なのかと思いましたが、どういう戦術なんですかそれ。

 2戦目もシュートけっこう撃たれながらシャットアウト、3戦目もレバンドフスキのどうしようもない2つのゴール以外は完璧で、キックも普通でした。私の推測によると、1戦目はあまりにも攻め込まれすぎて精神が並行世界に飛んでいたのではないでしょうか。怖いですね。決勝トーナメントも正気のままでいて欲しいです。

……

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EURO2020

Profile

tkq

世界ロングボール学会(WLBS)日本支部正会員。Jリーグの始まりとともに自我が芽生え、カントナキックとファウラーの薬物吸引パフォーマンスに魅了されて海外サッカーも見るように。たぶん前世でものすごく悪いことをしたので(魔女を10人くらい教会に引き渡したとか)、応援しているチームがJ2に約10年間幽閉されています。一晩パブで飲み明かした酔っ払いが明け方にレシートの裏に書いた詩のような文章を生み出そうと日々努力中です。【note】https://note.mu/tkq

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