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復活の鍵は「挑発するプレッシング」。オランダが2大会ぶり、孫たちをノセまくる老将とW杯へ

2021.11.22

今年3月のW杯予選初戦で惨敗し、16強敗退のEURO2020後にはフランク・デ・ブール監督が退任するも、3度目の指揮となったルイス・ファン・ハールの下で9月以降の予選(第4〜10節)を5勝2分無敗。11月16日の最終節ノルウェー戦に競り勝ち、オランダ代表が2大会ぶりにW杯行きの切符を手にした。名将のカリスマ性は70歳になっても健在。蘇ったオランイェは1年後のカタールでどんな姿を見せてくれるだろうか。

 W杯欧州予選G組を戦うオランダは、9月7日の第6節トルコ戦を6-1で制してグループ首位の座を奪還。そして11月16日の最終節、ノルウェーとのライバル対決も2-0でものにし、2大会ぶり11度目のW杯出場を決めた。

 8カ月前にW杯予選がスタートしたのが嘘のように思えるほど、オランダにとっては長く苦しいカタールへの道のりだった。オランダの戦績は7勝2分1敗だった。この3度の勝ち点取りこぼしのうち、初戦でトルコに4-2の完敗を喫したことと、ノルウェーとの最終決戦の3日前にモンテネグロと2-2で引き分けたことは、オランダにかなりの重圧になった。

2000~01年、2012~14年に続き、三たび母国代表を率いるファン・ハール監督

CKに始まりCKに終わる

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オランダ代表

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中田 徹

メキシコW杯のブラジル対フランスを超える試合を見たい、ボンボネーラの興奮を超える現場へ行きたい……。その気持ちが観戦、取材のモチベーション。どんな試合でも楽しそうにサッカーを見るオランダ人の姿に啓発され、中小クラブの取材にも力を注いでいる。