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悲願のタイトル獲得を目論むが…“決して本命ではない”ベルギー代表、4つの論点

2021.06.06

【EURO2020カウントダウン企画】強豪国の戦力分析#3ベルギー代表

6月11日に開幕するEURO2020。そのカウントダウン企画として、各国に精通するジャーナリストが強豪国の戦力分析&最新情報をお届けする。第3回は、FIFAランキング1位のベルギー代表。悲願のビッグタイトル獲得を目論む「レッド・デビルズ」について今、懸念されている4つのポイントとは?

 2018年のロシアW杯で3位に輝いたベルギー代表の面々を、国民はブリュッセルの世界遺産、グラン・プラスで熱狂的に出迎えた。

 ロベルト・マルティネス監督はカタルーニャ人としてのアイデンティティを持つスペイン人であり、妻はイギリス人でありスコットランド人である。ベルギーは人種が入り交じる複雑な国だ。ベルギーの人々が1つになってW杯の成功を喜ぶ姿と、自身のバッググラウンドを重ね合わせ、マルティネス監督は「これは多様性の時代の象徴だな」と感じていた。

親善試合ギリシャ戦で、カラスコに指示を送るマルティネス監督

 EURO2020の事前合宿が始まってからすぐ、マルティネス監督はベルギーメディアのロングインタビューに応え、「グラン・プラスは、私のキャリアの中で最も素晴らしかったことの一つ。もう一度、あの熱狂を味わいたい」と語った。控えめな表現ながら、これは優勝を目指すという意思表示だろう。W杯での結果、3年間にわたりFIFAランキング1位を維持する安定感、GKからFWまで各ラインにスーパースターがそろった充実の戦力――。確かにベルギーは優勝候補に恥じぬ力を持っている。だが、決して本命ではない。専門家やメディアはフランスを優勝候補筆頭に見ている。

 今、ベルギーで議論されている懸念材料は下記の通りだ。……

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EURO2020ベルギー代表

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中田 徹

メキシコW杯のブラジル対フランスを超える試合を見たい、ボンボネーラの興奮を超える現場へ行きたい……。その気持ちが観戦、取材のモチベーション。どんな試合でも楽しそうにサッカーを見るオランダ人の姿に啓発され、中小クラブの取材にも力を注いでいる。

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