SPECIAL

【対談後編】「9番」、そして「アンカー」の後継者問題。 バルセロナの未来を考える

2020.12.25

フットボリスタ・ラボ』発の企画として、バルセロナサポーターのRioSamさんが『ポジショナルプレーのすべて』の著者である結城康平氏に、バルセロナの未来を占ってもらうという対談が実現。迷走する名門がこれからどこへ向かうべきかを話し合った。

後編では、スアレス移籍後の「9番」事情、「アフター・ブスケッツ」は誰か、そしてバルセロナの未来について考えてみたい。

←前編へ

純粋な「9番」は必要なのか?

RioSam「次は前線の話題に移りましょう。9番という背番号は今ブライスワイトですが、今後ストライカーを補強するなら誰になるのかという興味があります。一部報道でデパイの名前が挙がっていたりもするんですが、そのあたりお聞きできますでしょうか」

結城「前線は、メッシ次第でしょうね。スアレスとメッシの組み合わせは破壊力抜群でしたが、2人の守備の貢献度が徐々に減っていってしまったことで成り立たなくなってしまった。結果的に、メッシと9番を前線に置く余裕がチームになくなりました。そういう意味では、メッシの使い方次第になりそうです。ただ、クーマンはファティを9番に置いたりもしますし、DFラインの裏に走って『奥行きを作る』選手は必要不可欠だと思うんですよね。結局、メッシが真価を発揮するライン間のスペースを広げるには、そういう選手が必要になる。それが9番なのか、ワイドにおいてペドロやアンリみたいに裏を狙わせるのか、というところかなと思います。個人的にはチェルシーに獲得されてしまいましたが、ベルナーみたいな選手が来たら面白かったと思うんですけどね」

RioSam「おお、ベルナー。どうしてですか?」……

残り:4,561文字/全文:5,257文字
この記事はプレミア会員のみお読みいただけます

10日間無料キャンペーンで続きを読む

プレミア会員 3つの特典

有料記事が読める

動画が観られる

雑誌最新号が届く

「footballista」最新号

フットボリスタ 2021年3月号 Issue083

変化を牽引するドイツの今。商業化の功罪、育成大国の模索、CL王者の戦術 【特 集】 ブンデスリーガの光と影。 変革期のドイツサッカー界で何が起きているのか

10日間無料キャンペーン実施中

TAG

バルセロナ戦術文化育成

Profile

結城 康平

1990年生まれ、宮崎県出身。ライターとして複数の媒体に記事を寄稿しつつ、サッカー観戦を面白くするためのアイディアを練りながら日々を過ごしている。好きなバンドは、エジンバラ出身のBlue Rose Code。