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定番のデバイス類から意外なものまで。移籍市場で注目を集めるイングランド代表MFコンビの“遠征での必需品”とは?

2023.04.25

 今夏の移籍市場で注目を浴びることになるであろう、イングランド代表の中盤の“黄金コンビ”。昨年のW杯でも活躍したMFデクラン・ライス(24歳)とジュード・ベリンガム(19歳)は、世界有数のセントラルMFとして欧州の名だたるクラブから熱視線を浴びている。そんな移籍噂の絶えない注2人が、以前のインタビューで「遠征に欠かせないもの」を明かしていたので紹介したい。

 まずはウェストハムで腕章を巻くMFライス。昨季ヨーロッパリーグでベストイレブンに選出されたMFは、CLでのプレーを希望しており今オフの移籍が濃厚と見られている。ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督は「いつか移籍する日が来るのなら、彼は英国の移籍金記録を塗り替える」と語っており、スター選手をチームに留まらせるのが難しいことを認めている。

 現在、英国の移籍金記録は今年1月にチェルシーがベンフィカから引き抜いたアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(22歳)で「1億670万ポンド」(約171億円)だ。ライスはウェストハムとの契約が残り1年となるため1億ポンドに達しない可能性もあるが、争奪戦になれば移籍金は吊り上がるはずだ。現時点ではプレミアリーグで首位を走るアーセナルが移籍先として有力視されているが、マンチェスター・ユナイテッドやニューカッスルなども目を光らせている。

 一方、ジュード・ベリンガムの場合は契約が2025年まで残っており、所属するドルトムントは契約更新に動いているそうだがそれでも噂は尽きない。リバプールは獲得を諦めたと言われるが、レアル・マドリーやマンチェスター・シティが獲得を狙っているとされる。

母親とのエピソードも

 そんな2人が、過去にFAのインタビューで「遠征に欠かせない物」を明かしていた。まずは互いにスマホを取り出し、その次にライスはノートPCを、ベリンガムはiPadを紹介。遠征時、特にW杯のような国際大会では一人で過ごす時間が多いため、こういったデバイスは欠かせない。映画やドラマを観るそうだが、2人とも最新作だけでなく『ショーシャンクの空に』『ゴッドファーザー』『グッドフェローズ』といった名作を見返すこともあると語っている。

 続いて、2人とも母親とのエピソードを明かした。ライスは夏の遠征では日焼け止めクリームが手放せないそうで必ず「SPF50以上」のクリームでUVケアをしているという。日焼けすると赤くなってしまう体質なので、母親が心配して「日焼け止めは入れた?」と連絡してくるそうだ。

 ベリンガムはスリッパが欠かせないという。ホテル内では靴を履きたくないそうで、そこで重宝しているとのこと。自宅では人気ブランド「UGG」のスリッパを使っているが、遠征に持っていくと紛失する恐れがあるのでホテルのスリッパで我慢するんだとか。ちなみに、ホテルのスリッパを自宅に持ち帰ることがあるそうで母親に「捨てなさい」と言われるそうだが、「これはゴールを決めた時のスリッパなんだ」と言い訳して保管することもあるそうだ。

 他には、「ゲーム機」や「AirPods」などの定番アイテムも登場。ちなみに、ドルトムントで背番号22を着けているベリンガムはジェイ・Zの『22 Two’s』という楽曲を試合前に必ず1回は聴くようにしていると明かしていたが、今年に入ってから代表チームでは背番号10を背負うようになったため勝負曲も変わったかもしれない。

 一方、ライスは国際大会では「バスケットボール」が欠かせないという。2021年のEUROでは滞在先にバスケットコートがあり、幼馴染で大親友のメイソン・マウント(チェルシー所属)とバスケットをして楽しんだそうだ。ベリンガムも一緒に参加したそうだが、最初はシュートがリングに届かないエアボールを連発したそう。その後は少し上達したそうだが、馬鹿にされたことが悔しくてドルトムントに戻ってからバスケットに誘われても絶対に断っているそうだ。

 最後に、ベリンガムはカードゲームの定番である「UNO」を挙げた。代表チームではやることが少ないそうだがドルトムントでは遠征中にカードゲームで遊ぶそうで、『UNO』だけでなく『人狼』やドイツのカードゲームに熱中するという。1月の移籍市場でトルガン・アザールがPSVに移籍するまでは、よく彼と遊んでいたそうだ。

 母親とのエピソードなど微笑ましい一面を明かしていたライスとベリンガムは、今オフ“荷造り”して新天地へと旅立つことになるのだろうか。

Photos: Getty Images

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ジュード・ベリンガムデクラン・ライス

Profile

田島 大

埼玉県出身。学生時代を英国で過ごし、ロンドン大学(University College London)理学部を卒業。帰国後はスポーツとメディアの架け橋を担うフットメディア社で日頃から欧州サッカーを扱う仕事に従事し、イングランドに関する記事の翻訳・原稿執筆をしている。ちなみに遅咲きの愛犬家。

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