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アドレナリン ズラタン・イブラヒモビッチ自伝 40歳の俺が語る、もう一つの物語

2022.07.07

わかったぜ。認めるよ。俺は40歳だ。
俺は神ではあるが、ちょいと老いぼれた神だ。

ベストセラー『I AM ZLATAN』から10年。
何も隠さないし、演じない。
人間イブラを今、語る

<目次>

訳者まえがき

試合前(アドレナリンとバランス)

2021年10月4日(月)イタリア・ミラノ
「この本は神の福音書ではない。40歳の男の物語だ」

1 オーバーヘッドキック(あるいは変革)

2019年・秋 アメリカ・ビバリーヒルズ
「批判は俺の炎を燃やすガソリンだ。投入されればされるほど、俺のパフォーマンスは燃え上がる」

2 ドリブル(あるいは自由)

「家に帰るときでも、100メートルだって誰からも邪魔されずに移動することはできない」

3 敵(あるいは戦争)

「王と名乗るものはすべて島から追い払ってやる。残るはただ一人の勝者のみ」

4 ボール(あるいは愛)

「俺が息子たちの年齢だったとき、チームメイトの親たちは俺を追い出すための嘆願書を提出した」

5 代理人(あるいは金)

2021年・夏
「俺の行動が原因で、世界中を巻き込む大騒動が起こってしまった。ミーノに殺されそうだったぜ」

6 記者(あるいはコミュニケーション)

「彼らにとって、俺はいつだってバッドボーイだ。プリマドンナで腐ったリンゴだそうだ」

7 ゴール(あるいは幸福)

「ゴールは試合中の幸福であり、子供たちは人生の幸福だ」

8 審判(あるいは規律)

「別に俺が暴力的な行為をしたわけじゃないんだ。そいつらが小さ過ぎただけなんだ」

9 負傷(あるいは痛み)

「プレーできない。走れない。戦えない。アドレナリンが出てこない」

10 パス(あるいは友情)

「巨大な『40』の文字が窓の光で映し出されていたのを見て、汗をかいた。『このあと何が起こるんだ?』と」

延長戦(あるいは未来)

2021年11月3日(水)イタリア・ミラノ
「未来は確実に近づいてくる。少し、怖いよ。だが俺は立ち向かっていく。両腕を広げて」

<著者プロフィール>

ズラタン・イブラヒモビッチ
Zlatan Ibrahimović

1981年10月3日、スウェーデンのマルメで生まれる。13歳でマルメFFに加入し、本格的にサッカーを始める。その後、世界各地のビッグクラブで、主役として国際的なキャリアを積み重ねる。所属したクラブは、アヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシー、そして再びミランで、合計30以上のトロフィーを手にしている。2013年FIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞)、リーグ1では年間最優秀選手賞および得点王を3シーズン獲得した。スウェーデン代表では歴代最多得点を記録。イタリア国内の2クラブ(インテル、ミラン)で得点王を獲得した唯一の外国人選手である。イタリア年間最優秀外国人選手賞、セリエA最優秀選手賞など多数獲得。

ルイジ・ガルランド
Luigi Garlando

イタリアスポーツ紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のジャーナリストとして活躍。作家としても長年にわたりヒット作を生み出している。100万部以上売り上げた『Per questo mi chiamo Giovanni』、『L’estate che conobbi il Che』、『Quando la luna ero io』などが代表作として挙げられる。大ヒットした子供向けシリーズ『Gol!』は15カ国語に翻訳されている。いずれも未邦訳。ストレーガ・ラガッツェ・エ・ラガッツィ賞、バンカレッラ・スポーツ部門賞、CONI賞、ジョバンニ・アルピーノ賞など受賞多数。

<訳者プロフィール>

沖山ナオミ
Naomi Okiyama

横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳者。ライター。リサーチャー。当初、IT、通信関連の雑誌記事、ウェブサイト等の英日翻訳を行っていたが、イタリア在住時ASローマの魅力に取り憑かれ、帰国後はサッカー関連の仕事にシフトした。サッカーテレビ番組および実況中継のリサーチャー、雑誌記事の翻訳等を行いながら、サッカー書籍の翻訳を始めた。主な訳書に、『キャプテン魂 トッティ自伝』(2020年)、『我思う、ゆえに我蹴る アンドレア・ピルロ自伝』(2014年)、『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』(2012年)、『サッカーが消える日』(2011年)などがある(いずれも東邦出版)。

<書誌情報>

定価:2,200円(10%税込)
発行:ソル・メディア
発売日:2022年7月29日
仕様:四六判/並製/336頁
ISBN:978-4-905349-65-5

※掲載内容は変更となる場合があります

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『アドレナリン』ズラタン・イブラヒモビッチ

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