日本代表戦やプレミアリーグなどのビッグマッチの際には数千人が同時視聴に来訪。サッカーVTuberのトップを走っているのが、光りりあだ。彼女がバーチャル12歳女児として活動する理由やサッカー自体を好きになったきっかけ、サッカーVTuberとしての現在の活動内容や今後の夢を語ってもらった。
大好きなもの同士を組み合わせた自分オリジナルの世界を
――はじめに、読者の方に向けて自己紹介をお願いします。
「やさしい! かわいい! たのしい! サッカーVTuberの光りりあです。サッカー観戦に優しさをプラスするバーチャル12歳女児として、応援している東京ヴェルディ、リバプール、ベレーザ、日本代表全般を中心に同時視聴を行っています。ふわ~っとしたやさしい世界で、みんなとサッカーを楽しみたいです!よろしくお願いします!」
――りりあさんは、最初からサッカーVTuberになろうとして活動を始められたのでしょうか?
「そうではなくて、最初は女児向けアニメに出てくるキャラのようになりたいと思ってVTuberになったんです。アニメも好きで、特にプリキュアなど少女向けのアニメが好きでして、そんな作品に出てくるかわいくてキラキラしている存在になりたい!というのが原点でした。活動の内容自体も、ゲーム配信が中心でした」
――サッカーの同時視聴配信をしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
「活動を始めて半年後くらいに、お友達のVTuberの寒凪こゆきさんがF1の同時視聴をされているのを見たのがきっかけでした。もともと、欧州では試合の映像を流さずに放送するコメンタリー番組があるというのは知っていて、同時視聴というスタイルがイメージしやすかったのでそれも参考にやってみようと思って始めてみました。
あとは、女児向けアニメとサッカーという、自分の大好きなもの同士が組み合わさったコンテンツがあったらいいなと思っていたので、自分がそういうものを作っていければいいなという想いもおぼろげながらありました。ただかわいいだけじゃなく自分オリジナルの世界があって、そこにみんなを巻き込めたら、という気持ちがありました」
――そうだったんですね。ちなみに、サッカー自体を好きになったきっかけは何だったんでしょうか?
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Profile
久保 佑一郎
1986年生まれ。愛媛県出身。友人の勧めで手に取った週刊footballistaに魅せられ、2010年南アフリカW杯後にアルバイトとして編集部の門を叩く。エディタースクールやライター歴はなく、footballistaで一から編集のイロハを学んだ。現在はweb副編集長を担当。
