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17年ぶりプレミア帰還。ビエルサ率いるリーズの挑戦が始まる

2020.09.12

ついに開幕を迎えた2020-21シーズンのプレミアリーグ。その注目クラブの一つとなるのが、17年ぶりにプレミアリーグの舞台に帰ってきたリーズだ。あらためてクラブの歴史を振り返りつつ、“奇人”ビエルサが監督を務めるチームの現況について、リーズを追い続けているフットボリスタ・ラボのジェイさんにレポートしてもらう。

 101年目を迎えた歴史の中で、この土曜日(日本時間では日曜日だが)は記念すべき日になるだろう。

 WE ARE BACK.

 アンフィールドという最高の舞台で、王者リバプールを相手に17年ぶりのプレミアリーグを体感することができる。リーズ・ユナイテッドがトップリーグで再び歴史を刻み始めるのだ。

 威勢良く書き始めてみたものの、なにぶん16年間プレミアから離れていたわけで、リーズというクラブについて多少説明が必要かもしれない。まず簡単に歴史を振り返っておこう。

CLで輝いた“ヤング・リーズ”

 本拠地はイングランド北部のウェスト・ヨークシャー州に位置する都市リーズ。首都ロンドンからは鉄道で2時間と少し、イングランド3番目の大都市で、佳子様がリーズ大学に留学されていたように学園都市としての一面も持っている。

 チームはクラブカラーの白から「ホワイツ」とも呼ばれるが、これは薔薇戦争(1455~1485年)時のヨーク家のシンボルが「白薔薇」だったことに由来する。ちなみに、お隣のマンチェスターはヨーク家と争ったランカスター家の勢力であり、こちらは「赤薔薇」がシンボルだった。マンチェスター・ユナイテッドとのライバル関係はこういった歴史の怨念を引き継いでいる面もある。

 クラブは昨季・創立100周年をチャンピオンシップ優勝・プレミア昇格という最高の結果で終えたが、1960~70年代に2度のリーグ優勝を飾るなど古豪として知られる。プレミアリーグ移行前年(1991-92)に当時のトップリーグだったフットボールリーグ・ディビジョン1でも優勝しており、プレミア創立当初も強豪の部類と言えた。

 クラブ歴史上、最大の黄金期と言えるのが2000-01シーズン。前年のプレミア3位で出場権を得たCLでベスト4と躍進。デイビッド・オレアリー監督の率いるチームは「ヤング・リーズ」と呼ばれ、マーク・ビドゥカ、ハリー・キューウェル、ロビー・キーンにアラン・スミス。さらにはリオ・ファーディナンドなど、主力の多くが20代前半の若きタレント集団は絶頂期を迎えており、無限の未来が広がっているかのように思えた。

 しかしその後、 CL出場を前提とした大型補強を繰り返した結果、クラブの財政は破綻。主力選手を売却し続けながら2003-04シーズンは19位でEFLチャンピオンシップ(2部相当)へ降格。さらに2007年には破産申請を申し立て3部降格が決定。クラブはどん底の状態となり、2010-11シーズンからは2部復帰を果たすものの、オーナーが幾度も変わりながら上昇の気配はなく、中位~下位をさまよい続けた。……

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マルセロ・ビエルサリーズ

Profile

ジェイ

1980年生まれ、山口県出身。2019年10月よりアイキャンフライしてフリーランスという名の無職となるが、気が付けばサッカー新聞『エル・ゴラッソ』浦和担当に。footballistaには2018年6月より不定期寄稿。心のクラブはレノファ山口、リーズ・ユナイテッド、アイルランド代表。