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トルコ香川の試合を見る方法は?欧州サッカー視聴環境、完全網羅

2019.02.08

この冬、トルコリーグの強豪ベシクタシュに移籍した香川真司が「出場3分で2ゴール」というセンセーショナルなデビューを飾り、現地は「KAGAWAブーム」一色だ。「日本のスター」の鮮やかな復活劇は欧州でもニュースになっており、ホームデビュー戦となる2月10日のブルサスポル戦は、日本とトルコの両国で大きな盛り上がりを見せる“一大イベント”になりそうだ。

■トルコリーグの3強と熱狂的なダービー

「シュペル・リグ」と呼ばれるトルコリーグ。特に香川が所属するベシクタシュ、長友佑都がレギュラーとしてプレーするガラタサライ、かつてジーコが指揮を執ったフェネルバフチェの3強は、世界でも有数の熱狂的なサポーターを持つ。

この3クラブはいずれも首都のイスタンブールを本拠地としており、イスタンブールダービーはアルゼンチンのスーペルクラシコ(ボカジュニオール対リーベルプレート)に並ぶ、過激なダービーである。ちなみに、今シーズン後半戦では2月24日にベシクタシュ対フェネルバフチェ、5月11日に日本人対決となるガラタサライ対ベシクタシュが組まれている。

■トルコの伝説、ギュネシュ監督

2015年からベシクタシュの指揮を執るシェノル・ギュネシュ監督は、トルコの伝説的指導者だ。2002年の日韓W杯ではハカン・シュキュルらを擁するトルコ代表を率いて3位入賞の快挙を達成。決勝トーナメント1回戦では、トルシエ監督が率いた日本代表の夢を打ち砕いた。以降もトルコリーグを中心にキャリアを重ね、通算6回のリーグタイトルを手にしている。今回の香川の獲得も、この名将の希望で実現したと言われている。

■代表クラスがそろう多国籍軍団

ベシクタシュには香川の他にも各国の代表クラスがそろう。セリエAのトリノからやって来たアデム・リャイッチはセルビア代表のエースで、2列目ならどこでもこなせる創造性豊かな選手だ。リカルド・クアレスマはポルトガルが生んだ名ウイングで、34歳で臨んだロシアW杯でもゴールを決めている。他にもインテルでも活躍したチリ代表のギャリー・メデル、昨シーズンはリバプールのゴールマウスを守ったロリス・カリウスなど多士済々な才能がそろう。香川には“個性派集団”を機能させる触媒としての働きも期待される。

■シュぺル・リグはDAZNが独占配信

【シュペル・リグ】

DAZN(注目試合を独占ライブ配信


【トルコ・カップ】

DAZN(注目試合を独占ライブ配信

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 今まさに注目を集めているトルコリーグ以外にも、様々な欧州のコンペティションが視聴できる。ここからは、主要リーグの中継がどの放送サービスで視聴できるのかをおさらいしておきたい。

欧州サッカー 大会別放送サービス一覧

UEFAチャンピオンズリーグ/UEFAヨーロッパリーグ
イングランド(プレミアリーグ/FAカップ)
スペイン(リーガエスパニョーラ/・コパ・デルレイ)
イタリア(セリエA/コッパ・イタリア/スーペルコッパ)
ドイツ(ブンデスリーガ/DFBポカール)
フランス(リーグ1/フランスカップ)
オランダ(エールディビジ)
ポルトガル(リーガNOS)
・ベルギー(ジュピラー・プロリーグ)

 欧州の頂点を決めるUEFAチャンピオンズリーグ。優勝チームがFIFAクラブワールドカップで7連覇を果たしていることを考えると、実質的な“世界王者決定戦”と言っても過言ではない。もちろん、高いのはレベルだけではない。「ポジショナルプレー」や「ストーミング」をはじめ『footballista』でも取り上げてきた最先端戦術がぶつかり合い、そして新たなトレンドが生まれる舞台でもあり、世界のサッカーの最先端が詰まっている。

 そのCLは、今シーズンから『DAZN』が全試合独占配信している。もちろん、2月12日から激戦の火蓋が切って落とされるラウンド16以降の戦いも全試合生中継。リバプール対バイエルンにアトレティコ・マドリー対ユベントス、マンチェスター・ユナイテッド対パリ・サンジェルマンなど好カードが目白押しだ。

 そして、もう一つの欧州王者決定戦、ELも『DAZN』で独占配信されている。2月15日にスタートするラウンド32にはチェルシー、アーセナル、ナポリ、インテル、セビージャ、バレンシア、レバークーゼンといった4大リーグの雄からベンフィカやフェネルバフチェ、ゼニトにシャフタールといったCL常連の強豪が登場。 また、日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライ、同じく日本代表のMF南野拓実がプレーするザルツブルク、元日本代表MF長谷部誠が在籍するフランクフルト、さらにこの冬の移籍で伊藤純也が加入したヘンクと4つの日本人所属クラブも参戦。01-02シーズンの小野伸二以来となる日本人選手の戴冠なるかも見どころの一つだ。

【UEFAチャンピオンズリーグ】

DAZN全試合独占ライブ配信)


【UEFAヨーロッパリーグ】

DAZN全試合独占ライブ配信)

 サッカー面では、プレー強度の高さとハイテンポな試合展開が特徴だ。莫大な額の放映権料契約を締結している“世界一リッチなリーグ”であり、各国から優秀な人材が集結。マンチェスター・シティのジョセップ・グアルディオラとリバプールのユルゲン・クロップをはじめとした世界的名将たちの腕比べは大きな見どころとなる。また、中堅以下の中にも他リーグの上位勢に匹敵する資金力のクラブがいくつもあり、リーグ全体のレベルを引き上げている。最高峰のコンペティションに18-19シーズンから飛び込んだ武藤嘉紀(ニューカッスル)、リーグ優勝を経験した岡崎慎司(レスター)の戦いにも注目だ。

【プレミアリーグ】

DAZN全試合ライブ配信)

J SPORTS(毎節5試合中継)

NHK BS1(不定期放送)


【FAカップ 】

DAZN(注目試合をライブ配信)

スカパー!(注目試合をライブ配信)

 UEFAカントリーランキング1位の“世界最強リーグ”を牽引しているのがバルセロナ、レアル・マドリー、アトレティコ・マドリーの3強だ。バルセロナを筆頭としたパスサッカーの国と言われてきたが、近年はディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリーの台頭に端を発したプレッシングスタイルも浸透。全体としてテクニカルな選手が多い中でも、クラブごとに特色が表れてきている。18-19前半戦はともに苦しいシーズンを送り、ベティスからアラベスへ移籍した乾貴士とヘタフェに所属する柴崎岳の奮闘にも期待したい。

【リーガエスパニョーラ】

DAZN全試合ライブ配信)

WOWOW(毎節最大5試合生中継)


【コパ・デルレイ 】

DAZN(注目試合をライブ配信)

“カテナチオ”を代名詞とした守備の国、というイメージはもはや過去の話。野心的かつ攻撃的スタイルを信奉するクラブや指揮官が現れ始め、戦術大国らしいチーム同士、指揮官同士の駆け引きが楽しめる。一時4位に落ちていたUEFAカントリーランキングでも3位に浮上。母国産若手選手の台頭も目立っており、ユベントスのクリスティアーノ・ロナウドらビッグネームとともに新世代のタレントからも目が離せない。

【セリエA】

DAZN(注目試合をライブ配信

スカパー!(毎節3試合生中継)


【コッパ・イタリア】

DAZN(注目試合をライブ配信)

【スーペルコッパ】

DAZN

ブンデスリーガのキーワードと言えば「ゴール」と「若手」。アグレッシブなサッカースタイルを志向するチームが多いため、サッカーの醍醐味であるゴールが4大リーグの中で最も多く生まれている。また、育成大国としても名高く、毎年新たなタレントが誕生。将来のスターをいち早く押さえておくにはうってつけだ。そして、18-19シーズンも数多くの日本人選手たちが所属。日本代表のエースFWに上り詰めた大迫勇也(ブレーメン)をはじめとしたチャレンジと成長を見届けたい。

【ブンデスリーガ1部/2部】

スカパー!(1部は全試合/2部は注目試合を中継)

【DFBポカール】

DAZN(注目試合をライブ配信)

フランス代表のW杯制覇により、注目度が一段と高まっているリーグ1。特大のインパクトを残しスターダムにのし上がったキリアン・ムバッペのような、生きのいい若手たちの宝庫となっている。そうしたタレントの発掘に加え、名門マルセイユで確たる地位を築いている酒井宏樹、19年冬にトゥールーズへ移籍した昌子源がフランスの将来を担う俊英たち、そしてネイマールらメガクラックたちをどう抑えるのかという視点で見るのも面白いだろう。

【リーグ1】

DAZN(注目試合をライブ配信)

TV5MONDE(毎節1試合を中継)

【フランスカップ】

DAZN(注目試合をライブ配信)

 クラブと代表、双方の低迷により「若手の登竜門」の看板が風前の灯となりつつあったオランダリーグだが、ここにきて再びその輝きを取り戻しつつある。来季からバルセロナに加入するアヤックスのフレンキー・デ・ヨンクやPSVのベルフワインらが躍動。以前から活躍していた堂安律と小林祐希に加え、19年冬に板倉滉と中山雄太も移籍してきた日本人選手たちの飛躍を期待せずにはいられない。

【エールディビジ】

DAZN(フローニンゲンの試合のみハイライト配信)

フジテレビNEXT(毎節1、2試合生中継)

南米、特にブラジルから欧州を目指す選手たちが最初の一歩を踏み出す地となっているポルトガルリーグ。欧州カップ戦の常連ポルト、ベンフィカ、スポルティングの3強によるハイレベルな覇権争いに加え、権田修一の2度目の欧州挑戦の行方も追いかけたい。

【リーガNOS】

スカパー!(注目試合をライブ配信)

南米やアフリカなど、様々な地域から集まりステップアップを目論む才能たちがしのぎを削るベルギーリーグ。DMMがオーナーとなったシント=トロイデンVVに所属する冨安健洋、遠藤航ら6選手のほか、シャルルロワの森岡亮太、オイペンの豊川雄太、サークル・ブルージュの植田直通、ヘンクの伊藤純也ら一大勢力となった日本人選手たちの飛翔を見届けよう。

【ジュピラー・プロリーグ】

スカパー!(注目試合をライブ中継)

Photos: Getty Images. VI-Images via Getty Images, Anadou Agency/Getty Images

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欧州

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フットボリスタ 編集部