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酒井高徳は、なぜブンデス史上初の 日本人主将になれたのか?本人が語る理由

2017.06.01

日本人がリーダーに向かないなんて誰が言った? “不変”の新米キャプテン道

INTERVIEW with
GOTOKU SAKAI
酒井高徳
(ハンブルク/日本代表)

オリバー・カーンに象徴される“ゲルマン魂”の国だったドイツのブンデスリーガで、規律を重んじ指示に従順であることが美徳とされる日本人として史上初めてキャプテンに就任した酒井高徳。低迷する難しいチーム状況で重責を背負った男がキャプテン任命以降、メディアで強調してきたのは「自分は自分のままであり続けている」という言葉だった。

なぜ、彼はあえて変わらなかったのか?

和やかに、そして時に熱く主将としての胸中を明かしてくれたインタビューからは、強烈にチームを引っ張る、という典型的なイメージとは違った“リーダー像”が見えてくる。

任命は突然に、しかし自然と

最初は“はぁ!?”って。ただ、自分がどんな役割を担うべきかはわかっていた

──昨年11月中旬、ハンブルクの新キャプテンに任命されました。まず、その経緯から教えてもらえますか?

 「経緯というか唐突だったんですよ(笑)。監督が代わって(注1)、最初のヘルタ(・ベルリン)戦に出場して負けた。続くグラッドバッハ(ボルシアMG)戦とフランクフルト戦は先発から外され、次のケルン戦ではボランチとして初めて起用されると、ドルトムント戦もボランチで先発して、(11月上旬の)代表ウィークに入った。そんな感じで、監督交代後はスタメンで出るか出ないかという状況だったんです。そしたら、代表から戻って来た時に監督から呼ばれた。何か怒られるのか、『もう要らない』って言われるのかと不安で……そわそわした気分で監督室に入りましたね」
(注1)2016年9月25日、開幕からリーグ戦1分4敗の不振でクラブはブルーノ・ラッバディアを解任。47歳のドイツ人監督マルクス・ギズドルを招へいした。

──本当に唐突だったのですね。

 「『疲れてるか?』といったやり取りの後、監督が話し始めたんです。『ここまで5、6試合やってきて、チームがどういう(選手の)組み合わせになっているかや、誰がどんなタイプなのかもわかってきた。そこでお前にプレッシャーをかけたい』と。“やっぱりそういう系かぁ”と身構えたら、『でも安心してくれ。凄くポジティブなプレッシャーだから』って。その時は“ポジティブなプレッシャーってなんやろ?”という感じでした。すると続けて『お前がいない間、いろんなところにお前のことを聞きに行った。シュツットガルトもそうだし、ここ(ハンブルク)で働いている人もそうだが、誰にどう聞いても悪い面が何も出てこなかった。常に100%でトレーニングしているし、チームにしっかりモノを言えるし、先頭に立つ役割ではないけれどお前らしくチームを鼓舞している姿を見ると、凄く人柄が伝わってくる』と言われて。そして、切り出されたんです。『お前をキャプテンにしようと考えている』と。最初は“はぁ!?”って思いましたが」

──(笑)。

 「ただ、そこでまず『率直にどう思う?お前の意見を教えてくれ』と聞かれて。僕はなぜだかわからないんですが、凄く自然に『はい』と答えた。『やりたい』って。その上で昨季から心の中で思っていたことを伝えたんです。『このチームに欠けているものは、苦しい時に周りを鼓舞する選手がまったくいないし、互いが刺激し合って試合中にモチベーションを高めるシーンも少ない。キャプテンに加えて副キャプテンも5人(当時)いるけれど、チームに好影響をもたらしているかと言えばそれも感じられない。何か変えられることはあるんじゃないか』と。監督も『そうか』と理解してくれて……それがキャプテンの始まりでした」

──その時、「なぜ自分なのか?」という理由は監督からどう説明されたのですか?

 「『いつも100%でトレーニングに打ち込んでいるし、お前が何かを言う時は他の選手がみんなちゃんと耳を傾けている。アスレティックトレーナーから聞いたアップ中や途中交代で入る時の姿勢、前のコーチたちから聞いた人柄……今のチームにこういう選手が必要なんだ、というものを誰よりも持っていると思う』と。『今のお前が一番ふさわしいと俺は思う』と。ただ、それと同時に『お前は今のようにいればいい』とも言ってもらえました。『先頭に立って“俺がキャプテンだ”と気張り過ぎなくていいし、無理に何かを伝えようとしなくていい。お前のままでいて、お前がいつもやっているようにやって、ここだ!という時に普段通り声をかけてチームを鼓舞して、そのパフォーマンスを発揮してほしい。ハンブルクで一番パフォーマンスが安定していて、崩れない選手だというのをみんなから聞いている』と。『パフォーマンスの安定感というのは凄く大事だから』、『そうした様々な理由からキャプテンにしようと思う』と説明されましたね」

──キャプテンになれば“何かを変えてやろう”と思う選手もいることでしょう。監督から「変わらなくていい」と言われたとはいえ、あえて変えなかった理由とは?

 「シュツットガルトとハンブルクを経験し、チームがどうやったら勢いに乗るかというのを何となくわかっていました。こっちの選手っていい意味でも悪い意味でも力を発揮する仕方が単純。褒めれば褒めるだけ良くなり、叱れば叱るほどダメになる人が多いんです。そんな環境で周りを鼓舞するということを、僕は自然にずっとやってきた。チームがうまく回るために自分はどんな役割を担うべきかがわかっていたんです。だから、何かを変える必要もなかった。キャプテンになれば嫌でも視線が自分に集まるので、その時に初めて“ゴートクってこんなふうにチームに貢献しようとしていたんだ”というのが見えてくるかなと。自分は自分のままでやろうと。チームメイトたちも僕が大口を叩いて何かを要求する選手じゃないというのを知っていました。ドイツ語もまだ完璧じゃないから、伝えられることを伝えられる時にだけ伝える。それ以外の時はみんなにストレスをかけないように、大きなことは言わない。一般的に想像されるようなキャプテンらしさは普段あんまり意識してないですね」

ドイツ6季目もただただ走り抜く――。ジュルーに代わるキャプテン指名、ケガ人続出によるボランチ起用と、ギズドル新監督の要求に応えてきた酒井。チームを牽引して厳しい残留争いの最終章に挑む(Photo: Bongarts/Getty Images)

“一緒に行こう”が僕の主将像

監督が求めるチームスピリットを体現する。ハセさんがキャプテンのお手本ですね

──酒井選手自身は変わらなくても、チームはキャプテン交代後の成績(第11~24節)でリーグ4位と状態が大きく改善されました。この変化をどう説明しますか?

 「まぁ……自分が何かを変化させた感覚はまったくないです。昨季で自分たちが戦える時の強さはわかっていて、一方でチームとして噛み合わないことが弱みなのもわかっていました。欠如していたのは継続性で、そのための一貫性を監督がもたらしてくれた。だから、何より監督の力が大きいと思います。僕は監督が求めているチームスピリット、コンセプトをお手本になってみんなの前で体現する感じ。引っ張るという言い方は自分が先頭に立つから嫌なので、僕の中では“一緒に行こう”ってイメージが強いです。“目線はお前たちと一緒だぞ”と。“俺はお前たちのために走りたいし、頑張りたいから、それを感じてくれ”という気持ちで毎試合プレーしていますね。ただ、今はチームがうまく回っているから良く言ってもらえるけど、やっぱり悪くなった時にいかに対応できるかが一番大事なので、常に危機感を持ってやっています」

──ハンブルクはもともと力のあるチームですが、近年は伝統の重みが足かせとなって力を発揮できなかった。キャプテンとしてその重みは感じますか?

 「正直、“あの時計(注2)が止まったらどうなるんだろう?”とか“一度も降格のないチームを自分の代で、しかもキャプテンとして落としたらどうしよう?”という不安は心の中にありますよ。これだけの歴史の重みをまったく考えない選手はいないと思うんです。でも普段どうかといえば、僕は単純にチームを強くしたい、チームで勝ちたい、自分がいいプレーをしたい、みんなと喜びを分かち合いたい。ホントに目先のことしか考えてないんですよね。目の前の喜びに全力を注ぐ。試合中も、シーズン中もそうですが、実際は時計が止まるだとか考えもしない。だって残留争いのことを考えてリーグを戦っていたら面白くないじゃないですか。ただの負けず嫌いで、毎試合に勝ちたい。

 だから、あのスタジアムでプレーする重み、観客の“また残留争いするのか……”という雰囲気を自分はわざと感じ取らないんです。いい意味で言えば、そういうプレッシャーを意識していない。その重みが足かせとなって低迷を招いているなら、良くないと思う。重圧を感じないことで自分とチームのパフォーマンスが上がるのなら、僕はそうしたいと考えています」
(注2)ホームスタジアムに設置され、63-64のブンデスリーガ創設時から続く1部在籍期間を刻んでいる。ハンブルクは発足メンバーで唯一、2部降格経験のないクラブ。

──変わらないことの一方で、審判に食ってかかったり、ゴール時に喜びを爆発させたり、あえて行動している部分もあるのではないですか?

 「変わってないと言いながらも、キャプテンとしての役割はしっかりやろうと考えています。頼れて、ここだ!という時に自然に目に入るのがキャプテンというのが自分のイメージだった。だから、審判がしばらく僕らに良い笛を吹かない時に、『ちょっと偏ってない?』と言いに行くのも大事だと思うんです。また、チームの流れが悪い時はあえて球際で激しく行って“おい!いい加減に目を覚ませよ!”というプレーをしてみせたり、喜ぶ時は人一倍喜んだり。そういう行動で“このチームのためにコイツはいるんだ”とみんなに思わせなければいけない。キャプテンがチームの中で非常に重要な存在だというのは自覚しています。正直、クールでいるのは自分のスタイルじゃないんですよ。ホントに喜びたいって一心でやっている。今は“チームの勝利のためにゴートクがこんなに喜んでいるんだ”というのを他の選手に見せるのも大事だと感じているので、キャプテンの役割を自分の中で把握しながら取っている行動も何個かありますね」

──キャプテン、あるいはリーダーと言われて、パッと思い浮かぶ人物はいますか?

 「海外で対戦相手のチームを見ていても、“え?この人がキャプテン?”って選手がけっこういるんですよ。失点シーンで“こういう時キャプテンってどうするのかな?”と注目していると、こんな(腰に手を当ててガックリうなだれる仕草)になって落ち込む人がいて、“お前、違うだろ!”みたいな(笑)。90分間諦めない姿勢を見せるのがキャプテンじゃないのって。そこに上手、下手は関係ない。僕の場合、下手でも90分間ずっと声を出して走り回っている選手の方がキャプテンとして認めやすい。今こうして質問された時、身近でという意味でも、同じ日本人としても理解できる行動や発言をしている人物がハセさん(長谷部誠)です。僕にとってキャプテンのお手本ですね」

主将として今、目指すチーム

11人みんながチームを鼓舞してくれたら… 25~30人みんなが居心地良くいられたら…

──就任から約4カ月、特にこれが大事だと実感したキャプテンの仕事があれば教えてください。

 「ないっすね。なってみて感じましたが、みんながキャプテンみたいにチームを鼓舞してくれたらこれほど助かることはないなってよく思うんですよ。仲間から『お前はキャプテンだから』とあんまりイジられると、『俺にとっては誰でもいい。俺がやっているようにチームを鼓舞してくれれば、お前らがキャプテンをやったっていい。ただ、その役割を任されているからしっかりやろうと思ってやっている』ってキレ気味に返すんです。チーム競技だからこそ、キャプテンが11人いる感覚で試合をするのが重要なんじゃないかと。僕にとっては誰がキャプテンだろうと関係ない。チームを鼓舞する選手が必要なだけだと考えています」

僕らのキャプテン酒井高徳はみんなに伝えたいことがある:@sakai_go1123 pic.twitter.com/sPoiCUYD2C

— Hamburger SV (@HSV_jp) 2017年4月11日

──今の話を聞いて、お医者さんにとっての理想は医者の必要ない世界だという話を思い出しました。一人ひとりが体調管理をして、医者がいらない世界。酒井選手が目指しているのはそういうキャプテンであり、チーム?

 「そうですね。チームには25~30人がいて、何が一番大事かって、そのグループに居心地良くいられるかだと思うんです。全員が必要であり、その中で一人ひとりが自然に周りを鼓舞したり何かを言えたりする環境は、チームマネージメントにおいて非常に重要なんだと。だから今、結果が出ているのは、チームの居心地が良くなっているからなんだろうなって。“自分がみんなを鼓舞する、自分が引っ張りたい、自分のワンプレーで何かを変えたい”という意思が各選手から凄く伝わってくる。そこで何かが噛み合わなかった時、出て来てまとめるのがキャプテンだと思うので。お医者さんの話ですが、自分がいなくてもみんなが健康でいられる世界になれば……誰がキャプテンなのかわからないくらい雰囲気の良いチームになれば……と願って、心から患者のことを思う医者と心からチームのことを思う自分は心境が一緒だと思います。チームだけで育って行ってくれたら、それほど良いことはない。そして、“何かあった時は俺がいるぞ”というお医者さんと僕の立場は一緒だってことですよね」

──居心地の良い環境を作るために、具体的に心がけていることはありますか?

 「コミュニケーションはよく取りますよ。キャプテンっぽい壁はなくす。イジられるし、イジる。ただ、ここだ!ってところでキリッとしているのはいつも俺。練習中にずっと声を出しているのはいつも俺。そのONとOFFのギャップは凄く大事にしています。

 正直、就任した頃には“なんでお前が?”とか“俺は認めねぇぞ”という胸の内をヒシヒシと感じさせる選手が何人かいたんですよ。でも、そこで彼らに『不満なのはわかるけど……』と話をするんじゃなくて、彼らが認めるまで“ゴートクは変わってないんだ”という姿を見せなきゃと思った。だからあえて話に行かなかったし、あえて変わった対応をしようとも考えなかった。普段通りに話しかけ、普段通りにプレーする。結果が出始めてから、自分を『?』と見ていた選手たちとの間にあった壁がなくなった感覚があります。“ゴートクはキャプテンになっても変わらないヤツなんだ”っていうのを認めてくれたんだと」

──監督、年上、年下の選手、それぞれに対してどのようにコミュニケーションを取るのですか?

 「ドイツでは監督とキャプテンが話しているシーンをよく見るんですけど、僕はあれが大嫌い。“自分をいいふうに言ってるんだろうなぁ”って、決してそうじゃなくても、周りからは見えちゃうものなんです。だから、みんなが見ている前では監督に話に行かない。監督室に呼ばれた時も、みんながいない時にサッと入ってサッと出てくる。キャプテンに就任してから監督室に入ったのは2回くらいで、自分から行ったのは1回、チームで話がしたいと伝えた時だけですね。
僕がチームの中で一番大事にしているのは、若手に声をかけること。そう、ドイツで強いチームというのは、若手がメチャメチャいいんですよ。自分の実力をよく理解してチームに貢献しようとしているし、そうさせている環境があるんだなって思う。だから、まず上の選手には『下の選手がプレーしやすい環境を作ってあげたい』と言う。そして若手には『何にも気にすんな。何か言われたら俺がいるから。俺はお前がうまくできるのを知っているから。チャンスがないのはわかっているけど、いつか絶対来るから。腐らずにやれ』と毎日のように言います。彼らがそのモチベーションを持ち込むことで練習の質が上がり、チームの質が上がって、試合をする。うまくいけば若手が出場機会を得て、そこで彼らが育つ。競争が生まれて、チームがまた良くなる。以前までのハンブルクは11人を固定して試合に臨むことが多かったのですが、今年は新しく入って来た選手が活躍して入れ替わりが激しいんです。そういう競争意識がチームを凄く盛り上げている。練習の質も凄く高くなったし、緊張感もある。

 年上の選手には『うまくやってくれているからそのままやってね』とか『いやぁ、やっぱお前の経験いいよ』、『お前が入ってガラッと変わったよ』って褒める。そうすると“コイツは俺のこと必要としてくれてるんだ”と感じるのか、『やっぱそう思う?』と同意を求めてくるんですよ。『そりゃそうだよ!』って。まぁ、本当に思っていることですから。人によって若干変えますが、みんなに声をかけるのは意識していますね」

──そんなハンブルクで注目選手を挙げるならば?

 「ボビー・ウッドでしょ(即答)。日系(アメリカ人)で親近感が湧くし、個人的にも好きな選手。彼の調子の良し悪しでチームは本当に変わる。現時点では代わりがおらず、アイツがいないと不安なくらい。彼がやってくれる前線での守備、攻撃でのタメ、破壊力、得点力、献身性。すべてにおいてボビーが……注目どころか、一番大事な選手だと思いますね」

中央が「一番大事な」FWウッド。父がアメリカ人、母が日本人の24歳(Photo: Bongarts/Getty Images)

──日本のことを話したりもするのですか?

 「本人はハワイ生活の方が長いのでそこまでは。ただ日本のことは凄く好きだし、食べ物とかの話で盛り上がることもありますよ。昔から『お母さんが買ってきた梅のキャンディが大好き』と言うんで、“男梅しか思い浮かばねぇ”と思いつつ買って帰ったら、『美味かったんで毎回これから買ってきて』って。この間も『なんで日本に帰化しなかったの?なんでアメリカ代表を選んだんだよ』なんて話をしました(笑)」

──それでは最後に、今シーズン残りの戦いに向けて抱負を聞かせてください。

 「単純にただただ走り抜けたいです。本音を言えばキャプテンとして何かを成し遂げたい気持ちもあるけど、どんなにカッコ悪くても、どんなに頼りなくてもチームのために走り抜けて、終わった時に『俺は全部やった』と周りが認めてくれるようなプレーをしたい。ただ一つ言えるのは、その姿勢を貫いて最後まで走れば絶対に自分が描いているシナリオになるということ。最悪のシナリオにはならない。でもそれは、最初から最後まで走り抜けたらの話。最後の1秒までユニフォームを引っ張ってでも味方を奮い起こしてみんなで戦いたいし、何試合あるかなど考えずに1試合1試合、目の前の一戦に全力を尽くしたいですね」

──日本の読者にメッセージをお願いします。

 「キャプテンになって、いろんな方からいろんな言葉が届き、その激励が自分を走らせてくれています。同じ日本人が何かを成し遂げるという喜びをみなさんにも味わってほしいし、それを成し遂げる自信もあるので、自分を温かく見守って応援してほしいです」

ハンブルクでは珍しく晴れ間がのぞいたという取材日は、26歳のバースデー当日。自宅近くのカフェでインタビューに答えてくれた

Gotoku SAKAI
酒井高徳
(ハンブルク/日本代表)
1991.3.14(26歳)176cm / 74kg DF JAPAN

ニューヨーク生まれ。日本人の父とドイツ人の母を持つ。2歳で新潟県に移住し、06年に新潟ユースへ加入。08年11月にトップ昇格&初出場を果たし、10年からレギュラーとして活躍した。11年シーズン終了後、レンタル契約でシュツットガルトへ。すぐに先発の座を確保すると、地元紙が「ドイツ代表に招集すべき」と報じるほど評価を高め、13年1月に完全移籍となった。15年夏、シュツットガルト時代の恩師ラッバディアの要請を受けてハンブルク入り。新監督ギズドルから主将に任命された今季はSB、さらにボランチとして第25節時点で24試合に出場している。各年代の日本代表に選出され、12年ロンドン五輪で4強進出に貢献。同年9月デビューのA代表では通算33キャップ。

PLAYING CAREER
2008-11 Albirex Niigata
2012-13 Stuttgart (GER)*
2013-15 Stuttgart (GER)
2015- Hamburg (GER)
*on loan

Photo: Itaru Chiba

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インタビューハンブルクマルクス・ギスドルメンタル酒井高徳

Profile

山口 裕平

ドイツ・バイエルン州フランケン地方ニュルンベルク近郊在住のフリーライター。 Footballista、El Golazo、Sportiva、サッカーダイジェストなどで執筆中。 Twitterアカウント@nurnbergerpost

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