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「目標は、近い将来に日本人選手がバイエルンのユニフォームを着ること」バイエルンの育成責任者が、JFAとの提携の先に見据えるビジョン

2022.06.20

2021年、FCバイエルン・ミュンヘンが日本サッカー協会(JFA)との提携を3年間延長することを発表した。ブンデスリーガ10連覇中のドイツの盟主は、JFAとの提携にどのようなメリットを見出しているのか。彼らの描いているビジョンや、2022年夏に日本で開催する男女のユース選手を対象としたトレーニングセレクション「FC BAYERN FOOTBALL CAMPS JAPAN」などの具体的活動について、クラブのユースアカデミー・マネージャーを務めるヨッヘン・ザウアー氏に語ってもらった。

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提携延長の狙い

ドイツと日本をさらに近づけるための文化交流のかけ橋にもなりたい

―― 一国のサッカー協会がサッカークラブと提携する例はなかなかないように思います。最初に、この提携関係に至った経緯を教えてください。

 「以前から、バイエルンは時に新しい道を行くことで知られています。私たちのJFAとの提携関係はその好例です。協会とクラブは競争関係になることがないがゆえに、意味があると私たちは考えています。これが2つの国のサッカー協会同士だったら話は別でしょう。次のW杯では日本とドイツが同組に入りライバル同士となりました。こういう時にサッカー協会同士だと、100%オープンになれない状況も出てきます。でも私たちはクラブですし、JFAと同じ目標があります。それは、選手たちをプロの選手に、ワールドクラスに育てることです」

――提携関係は以前から続いていますが、どうして今、日本での活動に力を入れたいのでしょう?

 「提携関係は2018年からで、去年(2021年)さらに3年延長しました。日本は韓国とともに、東アジア最強のサッカー国です。現在非常に多くの日本人選手が欧州のトップリーグでプレーしていますし、私たちも将来、日本のタレントをバイエルンでワールドクラスへと発展させたいと考えています。ですから、JFAと一緒に素晴らしいプロジェクトを立ち上げられたことを喜んでいます。

 例えば、日本のトップタレントにミュンヘンでの練習に参加してもらう『デベロップメント・トレーニング』や日本代表チームの分析専門家の方をミュンヘンに1年招くプログラム、さらには今年7月に千葉で開催するサッカーキャンプなどです。これらのプロジェクトを通じて私たちはサッカーを発展させるだけでなく、私たちの日本でのブランド力を高め、ドイツと日本をさらに近づけるための文化交流のかけ橋にもなりたいと願っています」

――FCBキャンパス(バイエルンの育成組織)にはすでにGKリュウ・シャオジヤン という中国のタレントがおり(2022年2月からクラーゲンフルトへレンタルされ、復帰)、韓国からはMFイ・ヒョンジュ(2022年1月に浦項スティーラースから1年のレンタル) がいます。日本のタレントがFCBキャンパスの一員になるのはいつになりそうでしょうか?……

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JFAバイエルンヨッヘン・ザウアー育成

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円賀 貴子