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ペップ・バルサを初めて見た時以来の衝撃がそこに。バルセロナ・フェミニは女子サッカー界のパラダイムを変える

2021.12.05

各国でリーグ戦のプロ化や整備が進むなど、急速に盛り上がりを見せている女子サッカー界。そんな中、バルセロナの女子チームであるバルセロナ・フェメニがピッチ上で素晴らしいサッカーを披露しているという。女子サッカーに革命をもたらし得るとさえ思わせるというそのプレーについて、鈴木達朗さんに紹介してもらった。

 2020-21の女子CL(WCL)を制し、今季も圧倒的な強さを見せるバルサの女子チーム、バルセロナ・フェミニ。昨季のWCL決勝では、チェルシーを4-0で圧倒し、その完成度を誇示した。そのクオリティは、バルサのファンたちが「自分たちが求める“美しいサッカー”を、現在の男子チームよりも体現している」と認めるほど。今年10月、WCLでアーセナルの一員としてバルセロナと対戦したなでしこジャパンの岩渕真奈は、その時の強烈な印象をSNS上で綴っている。

なでしこのエース岩渕も驚愕

 岩渕は「日頃から凄いなと感じるアーセナルのチームメイトたちが目の前で圧倒されるのを見て、今まで感じたことのなかった感情になりました。すべての質が高すぎたバルセロナのサッカー。ゴールへの迫力、立ち位置、個々の技術、切り替え、連動。すごかった」とし、「日本がもう一度トップを目指すならこのサッカーだと思います。チームメイトに『スペインか日本だよこのサッカー』って言われたから、少しだけちょっと未来に灯りが見えた気がします。日本の選手みんなに前半だけでも見てもらいたい。負けちゃったけど…」(原文ママ)と続けた。

岩渕のツイート

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ジョセップ・グアルディオラバルセロナバルセロナ・フェメニ女子サッカー

Profile

鈴木 達朗

宮城県出身、2006年よりドイツ在住。2008年、ベルリンでドイツ文学修士過程中に当時プレーしていたクラブから頼まれてサッカーコーチに。卒業後は縁あってスポーツ取材、記事執筆の世界へ進出。運と周囲の人々のおかげで現在まで活動を続ける。ベルリンを拠点に、ピッチ内外の現場で活動する人間として先行事例になりそうな情報を共有することを心がけている。footballista読者の発想のヒントになれば幸いです。