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最初の壁にぶつかった田中碧、苦しむチームの中で強みを生かしたい室屋成。ドイツでの現状を追う

2021.11.11

11月のアジア最終予選メンバーに選出された田中碧と室屋成。2人が所属するデュッセルドルフとハノーファーの直接対決が、10月末と11月上旬に2度実現した。2部を舞台に戦う2人の、ドイツでの現状を中野吉之伴さんにレポートしてもらった。

 田中碧がデュッセルドルフでデビューした当初、昇格に向けた希望の存在としてファンからの注目が集まっていた。デビュー戦となったホルシュタイン・キールとの試合では59分から出場し、終盤のチームの追い上げに大きく貢献。翌節のシャルケ戦ではさっそくスタメン出場を果たすと、そこから連続で先発しチームの主軸として欠かせない存在となり得る潜在能力を見せてくれた。類まれなボールコントロールと鋭い縦パスで前線に起点を生み、正確なショートパスでリズムを作れることは間違いなく大きなプラス材料だ。

 10月の代表戦後のハンブルク戦は疲労を考慮されての途中出場で、翌第11節のカールスルーエ戦ではスタメンに復帰し、3-1の勝利に大きく貢献した。

 このまま順調に行くかと思われた田中だったが、10月27日に行われたドイツカップ2回戦、室屋成が所属するハノーファーとの試合で評価を下げてしまう。……

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デュッセルドルフハノーファー室屋成田中碧

Profile

中野 吉之伴

1977年生まれ。滞独19年。09年7月にドイツサッカー連盟公認A級ライセンスを取得(UEFA-Aレベル)後、SCフライブルクU-15チームで研修を受ける。現在は元ブンデスリーガクラブのフライブルガーFCでU-13監督を務める。15年より帰国時に全国各地でサッカー講習会を開催し、グラスルーツに寄り添った活動を行っている。 17年10月よりWEBマガジン「中野吉之伴 子どもと育つ」(https://www.targma.jp/kichi-maga/)の配信をスタート。