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「ポゼッション下手」よさらば。PK戦も心配無用のイングランド

2018.04.12

至高のチームをWCCFで再現!私のベストイレブン


15周年の節目を迎えたWCCF。醍醐味である国やクラブ、時代を超えた自分だけの“ドリームチーム”作りはもちろんのこと、自分が好きな国やクラブの選手を集めて最高のチームを作る“○○縛り”も楽しみ方の一つとして定着している。その長い歴史の間に積み重ねられてきた百花繚乱のカードを使って、一家言あるフットボリスタ執筆陣が選ぶ最高の○○チームを、ここに再現する。

#3 山中忍さんが選ぶ至高のイングランド代表

 イングランドの歴代ベスト11として、母国民の誰もが名前を挙げるはずの選手にボビー・ムーアがいる。1966年W杯優勝チームのキャプテンは、同大会決勝と同じ[4-1-3-2]で並ぶこの至高のイレブンでもチームの支柱。心技体の三拍子がそろっていたCBは、国産DFの実力を測る最高水準の物差しであり続ける。

 守護神は、同じく「世界王者」の肩書きを持つゴードン・バンクス。続く70年W杯で、あのペレが「ゴールを確信した」というヘディングを弾き出した起死回生の反応は「史上最高のセーブ」として語り継がれてもいる。

 66年を最後に半世紀以上も栄光から遠ざかっている要因には「ポゼッション下手」があるが、この最強イレブンには最終ラインから、イングランド風に言えば「プレーできる」名手がそろう。中央でムーアとコンビを組むのは、プレミアリーグ(92年~)史上「最高のCB」とも言われるジョン・テリー。屈強なイメージが先行しがちだが、足下は左右両刀で、自ら持って上がる技術と度胸も持ち合わせている。ガリー・ネビルとアシュリー・コールの両SBはハイレベルな攻守両用。攻撃に幅を持たせるとともに、中盤の顔ぶれ的にアウトサイドにスペースが生じても、敵に利用させないだけのスタミナと集中力をも持つ。

ジェラードとランパードは共存できる

 その中盤は、イングランドにつきまとう「たられば」を一掃すべく「1+3」の形態を取る。長所を消し合ったとまで言われる、スティーブン・ジェラードとフランク・ランパードが「本領を発揮できていたら」という嘆きを解消するキーマンはブライアン・ロブソンだ。彼も「ボックス・トゥ・ボックス」型として鳴らしたが、クラブレベルではCBとSBも経験しており、タックルも巧く、インターセプトも得意。中盤の底で、ダイナミックに攻め上がるジェラードと、ボックス内に顔を出して得点を重ねるランパードの持ち味を引き出すと同時に、状況に応じてどちらかに中盤中央での守備を命じ、彼らの攻撃本能を制御できる威厳をも備えた最終ラインの盾となる。

 トップ下は、「適所で使われていれば」と言われたポール・スコールズのもの。もう1人のポールことガスコインには涙を呑んでもらう。思えば、98年W杯での代表落ちもスコールズ起用が理由だった(当時のように落選通告にキレてもらっては困るので、今回はメンバーとしてベンチ入り)。同大会後は中盤アウトサイドに回される貧乏くじを引いたスコールズだが、チャンス創造のビジョンとテクニックは秀逸。忘れがたいシーンの1つに、7年前のFAカップで、体勢を崩しながらもボレーでピタリとウェイン・ルーニーに届けたパスがある。同様の妙技をW杯でも存分に披露してくれれば、それだけでも至高の喜びだ。

 もっとも、本代表でのルーニーはマイケル・オーウェンとともにFWの控え組。2トップは、国際大会での実績で勝るガリー・リネカーとアラン・シアラーだ。スコールズやジェラードからのスルーパスには、86年W杯得点王のリネカーが敏速に呼応してネットを揺らす。イングランドらしく、縦に速い展開も織り交ぜる攻撃では、EURO1996得点王のシアラーが屈強なターゲットマンとして、サイドからのクロスやランパードのロングボールをゴールやチャンスに変える。セカンドボールを拾えば、前線と中盤の全員がエリア外からでも叩き込むシュート力を持つ。

 攻守が入れ替われば読みの鋭さも備えたボランチとCBコンビを中心にボールを奪い返し、ボールを支配しながら多彩に攻め続ける最強イレブンは、フルタイムで決着をつけることのできるチーム。お馴染みのPK戦敗退も心配無用だ。

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■ 実施期間
● 2018年4月12日(木)~2018年5月20日(日)23:59

■ 実施店舗
●『WCCF』を設置している全国のアミューズメント施設

■ 賞 品
● キャンペーン限定選手カード6枚セット[抽選で10,000名様]

クリスティアン・サパタ
ウカシュ・スコルプスキ
セルヒオ・アセンホ
リース・ネルソン
オレクサンドル・ジンチェンコ
クラウディオ・ジェンティーレ

詳しい応募条件等についてはWCCF公式サイト内 キャンペーン紹介ページをご確認ください。


■『WCCF』 基本情報

商品名 WORLD CLUB Champion Football 2017-2018
ジャンル スポーツカードゲーム
公式サイト http://www.wccf.jp/


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■WCCFで再現!私のベストイレブン
#1 頂点を極めた歴代ラ・ロハ以上!華麗なる”最光”スペイン代表
#2 取られた以上に取ればいい。破壊力なら宇宙一のセレソン


Photo: Getty Images

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WCCFイングランド代表

Profile

山中 忍

1966年生まれ。青山学院大学卒。在住も20年を超えた西ロンドンが第二の故郷。地元クラブのチェルシーをはじめ、イングランドのサッカー界を舞台に執筆・翻訳・通訳に勤しむ。著書に『勝ち続ける男 モウリーニョ』、訳書に『夢と失望のスリー・ライオンズ』『ペップ・シティ』など。英国「スポーツ記者協会」及び「フットボールライター協会」会員。