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村井チェアマンが語る育成の可視化。『フットパス』で見えたJの現在地

2018.03.01

村井満 Jリーグチェアマン インタビュー


雪で東京の交通網が麻痺した1月22日。「用意してくれた質問にはすべて答えますよ」。Jユースを舞台にしたサッカー漫画『アオアシ』に絡めて「育成」をテーマにしたインタビューは、1時間半にも及んだ。ここではそのアオアシ特別号に収録できなかった部分を特別公開。これまでは「現在地のない地図」をながめているようだったJリーグの選手育成は、育成先進国のドイツ等にならって『フットパス』という検証システムを導入したことで「現在地」をつかみつつある。この課題に、Jリーグはどう向き合っていくのか。さらには、これからのクラブの、リーグの在り方まで、Jリーグのトップが存分に語り尽くす。

考える力、判断する力は、前提として絶対必要な能力


――(アオアシ特別号インタビューを受けて)「個」というと身体能力や技術と思われていますが、村井チェアマンは傾聴力、主張力といった人間的な強みを持った選手を育てていくことが重要とお考えなんですね。

 「まったくその通りです。ブラジル・ワールドカップで優勝したドイツ代表を見るとわかりやすい。アルゼンチンとの決勝でファイナルゴールを決めたのが、当時22歳のマリオ・ゲッツェでした。ゲッツェは2001年に9歳でドルトムントに入り、2009年にブンデスリーガ・デビューするのですが、我われが調査をしたところ、ドイツは一連の育成改革を国を挙げてやっているんです。ドイツは2000年のEUROで1勝もできずグループステージで敗退しました。そうしてどん底まで落ちた時に始めたのが育成改革。その申し子のような選手がゲッツェなんです」


――ゲッツェを生み出したドイツは、どのような取り組みをしていたのでしょうか?

 「育成を“可視化する”というコンセプトを掲げ、当時はまだよくわからなかったベルギーのベンチャー企業、ダブルパス社が開発した『フットパス』というシステムを導入します。ブンデスリーガ1部、2部の36クラブの育成組織を、外部の第三者機関であるダブルパス社が客観的な視点からおよそ400項目、5000点満点で得点化するんです。そうして各クラブの育成組織を評価する。そこで育成の成果を挙げているクラブ、つまり“三つ星クラス”のユースアカデミーに育成資金を多く渡す傾斜配分を行いました。例えばJリーグでは、結果指標、つまりJリーグの競技成績の上位に賞金が出るというシステムですよね。ドイツは優勝する前行程のところ、つまり育成環境を競い合って、そこで結果を出したクラブにもお金を配分していたんです」


――その結果、優れた選手が多く生まれていったと。

 「フィジカルで戦うチームというイメージだったドイツが、あの細かいパス回しをやるわけです。私はDFB(ドイツサッカー連盟)がしばらく開示していたユースのサイトを見ていましたが、それが面白いんですよ。U-17ドイツ代表の合宿中、宿舎で普通なら『明日の試合はこうだ』というミーティングをやると思いきや、ですよ。こっちの部屋は数学の授業で先生が関数を教えている。またこっちの部屋では地理の授業をやっている。落ちこぼれの子に向けた補習かと思ったら、そうじゃないんです。自分で観察し、“考える力”が最後には大事になるから、選手たちみんなにそれらを行っている、と。片や我われが何をしていたかというと、シュート練習やフィジカルトレーニング、つまりテクニカルな部分が主軸でした。もちろんそれらも大切なことですが、ワールドカップ優勝国の育成はそれだけではなかった、ということです」


――ドイツでは育成年代から「考える力」がより重要と捉えているんですね。

 「考える力、自分で判断する力、ゲームのオーナーシップを持つ力は、前提として絶対必要なものなんです。『フットパス』の指標でもそこは大きく求められるし、ドイツは以前からそれをやっている。『フットパス』の評価で欧州が『100』とすれば我われはまだ『40』くらいという自分たちの現在地をつかんだので、ようやくそこに着手し始めたところです。育成の課題にいち早く気づいた勘のいいJクラブは、どんどんエンジンがかかっていますよ」


――そうした考え方を現場レベルに落とし込んでいく上で、具体的にどのような取り組みをしていますか?

 「現在、日本サッカー協会とJリーグの共同プロジェクトとしてやっているのが、オーディット(審査)チームが採点をつけ、各クラブの強みと弱みを可視化することです。2016年のJ1・J2の40クラブがほぼ一巡しまして、クラブ個々にフィードバックして今度はどう変えていこうか、というコンサルテーションをやり始めています。改革はクラブ自身がやる部分もあるし、リーグでやる部分もありますね」


――クラブ側、リーグ側それぞれがすべきことを具体的に教えてもらえますか?

 「例えばリーグが改革するところは、指導者をより世界レベルに近づけていくこと。スペインのレアル・ソシエダなど育成に定評のあるクラブにJJP(JFA・Jリーグ協働プログラム)の共同事業として、Jクラブからは4名が1年単位で行っています。こういう長期の実践経験を通じて、まずは指導者が世界基準で何が足りないのかを知る。その上で、課題を埋めるための実践トレーニングを積んだ人を増やしていこうというアプローチです。長期で行くことで、クラブとの関係性が築かれ、多くの知見を得られるという報告を受けています。

 一方でクラブ側がすべきことは、ただ『育成に定評がある指導者を連れてくる』というだけでは不足で、自分たちのクラブが目指すべきサッカー論を持ち、それに近づくための指導者を選定することが大切です。オーディットが点数をつけるフェーズを経て、各クラブは土地の地域性なども踏まえた上で、自分たちのチーム哲学やアイデンティティを“言語化”するアプローチに入っています」


松永英機(Jリーグ育成ダイレクター)「フットボールのフィロソフィを作るところから入るわけですが、それが『絵に描いた餅』になっているクラブも多いんです。だから、それをどう具体的に落とし込むか、という研修もやっています。さらに、クラブの哲学と指導メソッドがしっかり繋がっているか、育成コーチの評価がそれと連動しているか、これらすべてのリンケージをクラブと一緒に図っているところです。これから、どのクラブもすごく良くなっていくと思います。

 オーディットの採点を基に課題が出てきたら、それを改善するためのアカデミーダイレクター研修、我われは『マスタークラス』と呼んでいますが、それを昨年、J1を中心とした20クラブが行いました。今年はJ2を中心とした20クラブが受ける予定になっていて、J3のクラブは今年中に最初のオーディットが終了する予定になっています。マスタークラスという研修は年に3回、3月、6月、9月に行っていて、この間に各クラブへと出向いて個別のコンサルティングをやるんです。クラブの悩み事を相談されたり、様々な課題を一緒に解決していくんです」


――すごく興味深いお話です。やはり、経験のある指導者は経験則でやってこられた部分があると思いますが、それをきちんと定義づけして、共有財産にするという試みは非常に面白いですね。

 「指導者が変わるとやり方もすべて変わってしまうとか、監督が変わるとガラッとサッカーが変わってしまうのではなく、監督の人選から『うちはこういうクラブの哲学だから』というスタートが切れれば、組織で決めたフットボールと大きなブレがなくなる。その一貫性を持てるかどうかが、今後は問われてきます。ファン・サポーターも、もう勝った、負けただけでは納得できない。『僕らのサッカーはこういうサッカーだ』という議論を交わしてこそ、サッカーが深みを持ってくるのだと思います。

 今まで、Jリーグとしても『あの指導者はいい』とか『あのクラブは指導に力を入れている』とか、個人の努力に育成を委ねていたと思うし、育成の話題も非常に属人的だったり抽象的だったりしたことが多かったと思います。今ではJリーグの各クラブが普遍の育成哲学を持ち始めています」

シャンパンツリーのような「交流」の流れを作りたい


――例えばV・ファーレン長崎とフェイエノールトが提携を結んだり、北海道コンサドーレ札幌も東南アジアのクラブ(タイ/コンケーンFC、ベトナム/ドンタム ロンアンFC、インドネシア/アレマ クロノスFC、マレーシア/ジョホール・ダルル・タクジムFC)と提携を結んでいます。Jリーグもスペインリーグのラ・リーガと業務提携をするなど、国際化の大きな流れを感じます。その点について、チェアマンはどうお考えですか?

村井「プロの興行なので、マーケティングの観点、強化育成の観点、フットボールの観点、必ずすべてがある。シャンパンツリーってわかりますか? 上から注いでいくと下まで流れていく、あれです。それでたとえるとわかりやすいのですが、9カ国(編集部注:タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カタール、オーストラリア)と提携を結びました。さらに、Jリーグとラ・リーガとも、戦略的な連携協定を結んでいます。

 こうやってリーグ間のパートナーシップを結べば、自然とクラブ間交流も始まるんです。それが選手交流を生み、指導者交流に繋がっていく。一連の流れが動き出せば、サポーターが動き出したり、最終的にはクラブに紐づくスポンサーやリーグの放映権が動いたりもします。実は、Jリーグが10カ国と協力関係を交わして以降、アジアを中心にすごく大きな動きが出てきているんです。一時期は、タイのトップリーグに40人近い日本人選手がいましたしね」


――それはすごい数ですね。

 「そういう選手交流が始まった前提として、多くの関わりがありました。例えばセレッソ大阪はタイと交流をして、農村地域でサッカー教室をやっていました。バンコク・グラスFCとセレッソの交流が面白いぞ、となれば、スポンサーであるヤンマーさんの露出にも繋がる。一方で、農村に集まってきた子たちのスカウティングや指導をセレッソがやれば、目利きがいい子を集めて、子供たちを育ててバンコク・グラスFCでプレーしてもらうこともできるかもしれない。そうなれば、向こうのクラブもスポンサーも喜びますよね。そういう関係が深まれば、三角形を繋ぐハブになります。

 タイとセレッソに限らず、コンサドーレ札幌にタイ代表のチャナティップが加入したり(2017年7月から在籍)、水戸ホーリーホックにベトナム代表のグエン・コン・フオンが来たり(2016年シーズンに在籍)という選手の交流も始まりました。そうなると、いきなり茨城空港にベトナム航空の直行便が就航する、なんていう話にも繋がります。タイ人選手は今年、加速度的に増え、J1で代表クラスの3名を含む5名がJリーグでプレーしています」

2017年7月にコンサドーレ札幌へ移籍したチャナティップ。J1残留に貢献し、タイと日本を繋ぐキッカケになった


――サッカーをきっかけに様々な相互関係が生まれていくわけですね。

 「サッカーを発展させていくためには、何か相互の国で貢献することができる、指導、育成、リーグマネージメントなど、我われが提供できるものがあって、逆に我われが学ぶことがあって、という関係でないといけません。ラ・リーガと組んだ後、J3のクラブの社長たちを連れてスペインに行ったんですよ。ビッグクラブだけでなくて、小規模のクラブでも街に根ざし、しっかりリーガ1部で成績を出しているのを見て、みんな驚いてクラブへ報告していました。我われが学ぶこともたくさんある。こうした取り組みは、加速度的に広まっているところだと思いますね」


――僕らが想像するのは、有名選手がJリーグのクラブに加入して、TV放映権が売れて……のような表層的な部分だったりしますが、それだけじゃないと。

 「例えば、乾貴士選手が所属するエイバルだって7000人くらいしか入らないスタジアムですが、ラ・リーガの1部に何年も所属しています。それだけ競技成績もクラブ経営もしっかり保っているということです。すごいことです」


――イプルーア(エイバルの本拠地)にクリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシが来るだけでニュースになるくらいですからね。

 「そういう地域に根ざしたクラブ作りを、我われは学ばなければなりません。一方では当然、AFCチャンピオンズリーグでタイやベトナムのチームと戦うこともあるわけだし、日本代表のアジア地区予選だって、いつも絨毯のような芝生でプレーできるとは限らない。強化の観点も含めてもっともっと海外に出ていって、選手はもちろん、指導者交流もやっていきたい。内にこもっているのではなく、どんどん外に出ていくことを加速させたいんです」

移籍金以外でも「育成のインセンティブ」を考える余地はある


――次に、育成というテーマを語る上で避けて通れない話題として、「育成のインセンティブ」がクラブに残らないという問題点もあります。例えば、選手を育成しても安価で他クラブに取られてしまう。この件は、どうしていくべきでしょうか?

 「すでにドイツが着手しているように、育成がリーグの将来の先行指標だとすれば、特に日本は注力のベクトルをすべて育成に合わせてもいいぐらいだと考えます。ヨーロッパでの『ボスマン判決』以降、契約期間満了の選手についてはクラブが育成の対価を得ることができなくなった。これは世界的なルールなので、それとは違う形でインセンティブを働かせようと考えると、我われリーグが手にした資金を育成クラブにグッと傾斜して配分する、というアプローチを検討するのも1つかもしれません。例えば、海外派遣と一口にいっても、結構な資金が必要なんですよね。JJPで資金援助をして、本当に育成に寄与したクラブは、指導者がより高いレベルを体感できるような機会を提供する、などの設計が必要かもしれません。すでに現状で実施していることとしては、スウェーデンの『ゴシア・カップ』という育成世代の国際大会があるのですが、最優秀育成クラブをそこに送る『Jリーグアカデミー グローバルチャレンジプログラム』も実施しています」


――移籍金以外のところで、育成型クラブがインセンティブを得られるようにしていくんですね。

 「年代別の日本代表が海外遠征をするだけでなく、クラブ単位での国際試合を、この3年間でのべ151チームが世界中で経験しています。こういった部分の資金的なサポートをリーグでやっていく。移籍金だけでなく、様々な方法で考える余地はあると思っています」

柏レイソルのユース在籍時に出場した国際大会で活躍し、18歳になったタイミングでハンブルクに引き抜かれた伊藤達哉。今後こういった移籍ケースが増えるかもしれない


――ところで、日本人選手が国外移籍する場合は、FIFAのルールによって18歳以上になります。ですが、ヨーロッパ同士だと16歳で移籍が可能なので、向こうの選手は多くが16歳でプロ契約を結んでプロテクトされるのが一般的になっています。日本の育成年代はいわば、無料で選手を獲られてしまう状況ですよね。プロ契約前のユース選手に海外クラブが声をかける、という例も聞きます。その辺りは、今が過渡期なので難しいところですよね。

 「FIFAに『Football Stakeholders Committee』というものがあって、FIFAの理事会で重要事項が決定する前に、リーグに対しての事前の諮問会議があるんです。世界中のトップリーグのチェアマンが集う代表者会議、世界リーグズフォーラムといいますが、その中の代表者4名が、クラブの代表として先のステークホルダーミーティングの委員になっています。私も4人の1人に選ばれているんですね――これは私がすごいのではなく、Jリーグが世界に認められている証拠なのですが。世界の要人が集まるその場で、今の話をしたことがあります。アフリカなどから取る場合は18歳になりますが、ヨーロッパなら、おっしゃる通りEU圏内は16歳で移籍が可能です。日本には組織化された教育機関があるので、学校に通わせることなども含めて16歳に引き下げられれば、日本はしっかりとアジアの子供たちを育成・教育できるので、その機会をもっと広げてみてはどうだろうという話をしました。育成世代はどんどん下がっています。表現は良くないですが、若い世代を青田買いで囲って、ダメだったら放出するようなことは、もちろん一定のレギュレーションで制限しなければいけません。ただ、ちゃんと高校に通って、サッカーだけでなく就学の機会を提供するようなケースなら、16歳から認めてはどうだろうかと」


――それはアジア圏で?

 「例えばアジアで、EU圏内でやっているのと同じように、とは言いましたけどね。まあ、私の力だけでは決められないことですが、まずは欧州でやっていることをアジア域内でやるのをファーストステップにしてみてはどうかと提案しました」


――それをチェアマンが言われたとき、周りのレスポンスはどんな感じでしたか?

 「正直、だいぶ突飛なアイディアのようでした(笑)」


――なかなか出てこないアイディアですよね。私は完全に“守る”発想でしたが、“攻める”発想でいいですね。

 「日本から海外に出て、そこできちんと子供を育てられ、人間として立派にできるということが証明されているのなら、個人的には16歳で日本から海外に出ていくのもありだと思います。それをまずはできる範囲で近いところから、というのが、私の意見です」


――マーケットの話で言えば、Jリーグでは「0円移籍」が増えていますよね。海外移籍を含め、もう少し移籍金が回るようにするために、自由市場なのでJリーグとしてはアプローチが難しいところだと思いますが、何か状況を変化させる糸口はあるのでしょうか? そもそも、この状況がいいのか、悪いのかという部分から意見が分かれるところですが……。

 「育成世代で最初のプロ契約、プロ登録をした際は、クラブには少なくともその選手をきっちり、しっかり育てる責任があるので、一定年齢までは複数年契約を結ぶという慣例ができ始めていますね」


――最初はC契約で3年という話はよく聞きますね。

 「現在で言うと、 22~23歳とか一定年齢を超えたら、個々の市場価値で契約期間が決まればいいなとは思うんですけど、最初の育成世代の一定年齢は、そこにインセンティブが働くようなトレーニングコンペンセーション(育成補償金)が発生したり、複数年契約を結んだりというのは重要なことだと思います」


――そうですね。国際間移籍だったら、連帯貢献金や育成補償金は0円移籍でも入ってきますからね。

 「育成が大事なのであれば、育成にしっかりとしたインセンティブが働くような制度設計や、契約の慣例ができていくことが健全な方向だと思っています。必要以上にレギュレーションを厳しくするのは本意ではないですけれどね。大事なのは、移籍金の話も含め、将来がある選手たちが、最大限きちんと能力を磨き続けられる仕組みになっているかどうか。プロになったら自由市場、と言い切るのは厳しくて、やっぱりルヴァンカップに21歳以下の選手の起用を義務づけたように、もしくはやれるクラブにはU-23チームのJ3への参戦に挑戦してもらったように、一定年齢以下の選手には期限付き移籍も含めて必要に応じて柔軟にやってほしい。出場機会を確保してもらうために、いろんな手を打っているクラブもあります。複数年契約を結ぶことや、育成したクラブに金銭的な還元があるだけでは足りなくて、育てた選手が高校年代から先、つまり19歳から21歳の“ポストユース”年代でもきちんと成長し続けていくことは日本の大きな課題なので、どれだけ出場機会を確保できるかが大切だと思っています。高校生までは世界レベルだったのに、いきなりトップで出場機会がなくなる……といった状況はなくしたいですね。もっと若手選手がプレーできるようなアプローチを、Jリーグも積極的に取り組んでいるところです」


――比較するのが正しいのかわからないですが、海外の場合は17歳くらいでトップリーグに出場する選手が出始めています。

 「そうですね。世界的に若い世代の競争はどんどん激しく、早期化しています。日本も育成スピードをもっと上げていかないといけない。フットパスなどを用いた現状の可視化を続けながらも、その上で、出場機会を確保していく。出場機会に勝る育成機会はありませんからね」

Mitsuru MURAI
村井満
(Jリーグチェアマン)
1959年8月2日、埼玉県生まれ。早稲田大学を卒業後、日本リクルートセンター(現リクルートホールディングス)に入社。同社執行役員、リクルートエージェント(現リクルートキャリア)社長などを経て、2008年よりJリーグ理事に。2014年1月31日より第5代日本プロサッカーリーグ理事長(Jリーグチェアマン)に就任し、以降はJリーグの発展、経営基盤の拡大に尽力している。


Photos: Takahiro Fujii, Getty Images, Bongarts/GettyImages

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Jリーグ村井満

Profile

浅野 賀一

1980年、北海道釧路市生まれ。3年半のサラリーマン生活を経て、2005年からフリーランス活動を開始。2006年10月から海外サッカー専門誌『footballista』の創刊メンバーとして加わり、2015年8月から編集長を務める。西部謙司氏との共著に『戦術に関してはこの本が最高峰』(東邦出版)がある。