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ジュビロとユベントス、そしてユースを見守る理由。J1クラブ×にじさんじコラボ応援団長・舞元啓介インタビュー後編

2022.05.21

2022シーズン、J1全18クラブとコラボレーションしているVTuberグループ「にじさんじ」。4月27日からコラボグッズも発売され、いっそう盛り上がりを見せる異色の組み合わせを応援団長として牽引しているのが所属ライバーの舞元啓介だ。担当であるジュビロ磐田をJリーグ創設時から見守り、伝説の助っ人FWサルヴァトーレ・スキラッチのゴールもヤマハスタジアムで見届けているサッカーファンの36歳独身農家に、実はVTuberファンでもあるサッカージャーナリストの川端暁彦が直撃。後編ではジュビロの黄金期から現在、もう一つの推しであるユベントス、そして語り尽くせないほど熱いユースについて、ざっくばらんに語ってもらった。

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ジュビロサポーターとしての舞元啓介

――舞元さん個人のお話をすると、ジュビロのサポーター歴も相当長いですよね。(サルヴァトーレ・)スキラッチのプレーを現地観戦したというツイートもされていました。

 「まさか俺もあの時から何年も経ってスキラッチの話題を自分から出して、ジュビロ公式Twitterに拾ってもらえるなんて(笑)。想像していなかったです。思い出のプレーヤーの一人で、初めての現地観戦で見たゴールは今でも鮮明に覚えていますね」


――あらためてジュビロについて、特に思い出に残っているチームとかありますか?
……

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JリーグSBSカップジュビロ磐田にじさんじ文化舞元啓介

Profile

川端 暁彦

1979年8月7日生まれ。大分県中津市出身。フリーライターとして取材活動を始め、2004年10月に創刊したサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の創刊事業に参画。創刊後は同紙の記者、編集者として活動し、2010年からは3年にわたって編集長を務めた。2013年8月からフリーランスとしての活動を再開。古巣『エル・ゴラッソ』を始め各種媒体にライターとして寄稿する他、フリーの編集者としての活動も行っている。著書に『Jの新人』(東邦出版)。

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