NEWS

アフリカネーションズカップ開幕! ベルギーリーグ所属の注目選手7人

2019.06.23

アフリカ最高の舞台に立つベルギー組は?

 FIFA女子ワールドカップ、コパ・アメリカなどが大きな盛り上がりを見せる中、6月21日からエジプトで「アフリカネーションズカップ2019」が開幕した。ベルギーリーグのクラブに在籍する選手は、13カ国で計20人が選出されている。その中から、注目の選手を何人か取り上げてみたい。

Mbwana Ally SAMATTA
ムブワナ・アリー・サマッタ

FW|タンザニア代表/ヘンク
1992.1.7(27歳)

 ベルギーリーグ優勝を果たしたヘンクのエースストライカーとして今季はシーズン通算23ゴールを奪い、タンザニア人としては初のエボニーシューズ(ベルギーリーグ最優秀アフリカ人選手賞)に輝いた同国の最高傑作。並外れたスピードとスプリントを誇り、左右両足・頭から正確なシュートでゴールを積み重ね、伊東純也とも息の合ったコンビネーションを見せた。タンザニアでは国民的英雄とされ、半数が国内組の同国をキャプテンとして牽引する存在だ。

Dylan BRONN
ディラン・ブロン
DF|チュニジア代表/ヘント
1995.6.19(24歳)

 フランス出身のチュニジア代表センターバック。なんと3年前までは、アマチュアクラブのカンヌで寿司のデリバリーサービスのアルバイトをしながらプレーしていた苦労人。テスト入団したフランス2部(当時)のニオールを経て、2017年夏にヘントへと移籍。2年目になる今季はCBでありながら32試合8得点を記録し、リーグ屈指のDFという評価を受けている。昨年のW杯では右SBとして2試合に出場し、ベルギー戦ではゴールを決めた。

Moussa DJENEPO
ムサ・ジェネポ
FW|マリ代表/スタンダール(→サウサンプトン)
1998.6.15(21歳)

 来シーズンからサウサンプトンでのプレーが決定しているマリ代表の左ウイング。2017年にマリのイェーレン・オランピクからスタンダール・リエージュへ加入し、2年目だった今シーズンは左ウイングのレギュラーに定着。32試合8得点と活躍した。巧みな足さばきから突破を図るドリブラーで、左右両足を問わずゴールを決められるのが強み。スタンダールではセンターフォワードでも多くの試合に出場した。

Krepin DIATTA
クレピン・ディアッタ
FW|セネガル代表/クルブ・ブルッヘ
1999.2.25(20歳)

View this post on Instagram

We wanted it more 💪🏿💪🏿💪🏿💪🏿

A post shared by Krepin Diatta (@krepindiatta) on

 2018年1月にノルウェーのサルプスボルグから移籍してきたセネガル代表の左ウイング。同ポジションにはライバルが多く、クルブ・ブルッヘではベンチを温めることが多かったものの、今年1月から左ウイングバックのレギュラーに定着した。アウトサイドからのドリブルと裏への飛び出しが特徴のチャンスメーカーで、2得点6アシストをマークした。

Victor OSIMHEN
ビクター・オシメーン
FW|ナイジェリア代表/シャルルロワ
1998.12.29(20歳)

 2015年のU-17ワールドカップで大会記録となる10ゴールを挙げたナイジェリア期待の若手。ドイツのボルフスブルクでは膝や肩の負傷で苦しんだが、期限付き移籍してきたシャルルロワではセンターフォワードに定着し、34試合19得点とブレークを遂げた。身体能力に優れ、パワー、スピード、高さを兼ね備える。ELプレーオフ準決勝のコルトレイク戦では、CKから時速139kmの豪快なボレーシュートを決めた。

Yannick BOLASIE
ヤニック・ボラシー
FW|DRコンゴ代表/アンデルレヒト
1989.5.24(30歳)

 クリスタルパレス、エバートンなどプレミアリーグで活躍してきたコンゴ民主共和国が誇るドリブラー。今年1月31日にエバートンからアンデルレヒトへと期限付き移籍すると、17試合6得点と不振にあえぐアンデルレヒトで得点源として1人気を吐いた。自身の名前がついた「ボラシー・フリック」など、トリッキーなドリブルテクニックは一見の価値あり。

Percy TAU
パーシー・タウ
MF|南アフリカ代表/ユニオン・サン・ジロワズ
1994.5.13(25歳)

View this post on Instagram

🇿🇦

A post shared by Percy Muzi Tau (@percytau22) on

 イングランドのブライトンから期限付き移籍で2部のユニオン・サン・ジロワズへ移籍してプレーしたセカンドトップ。爆発的なスピードを武器に2部リーグながら13ゴール13アシストを記録。ベルギー2部の年間最優秀選手に輝いた。マメロディ・サンダウンズ在籍時には、クラブワールドカップに出場し、鹿島アントラーズ戦にも出場しており、全北現代戦ではミドルシュートを決めている。

 ここまで紹介した彼らの他にも、ジンバブエ代表のセントラルMFマーベラス・ナカンバ(クルブ・ブルッヘ)、マダガスカルのセントラルMFマルコ・イライマハリトラ(シャルルロワ)、DRコンゴ代表FWジョナタン・ボリンギ(アントワープ)や、同国のMFポール・ジョゼ・エムポク、DFボカディ・ボペ(ともにスタンダール)、ギニア代表FWイドリッサ・シラ(ズルテ・ワレヘム)、チュニジア代表MFユセフ・ムサクニ(オイペン)など、アフリカネーションズカップにはベルギーから多くの選手が参加する。ぜひそのプレーに注目してみてほしい。

Photo : Getty Images

TAG

クレピン・ディアッタディラン・ブロンパーシー・タウビクター・オシメーンムサ・ジェネポムバワナ・アリー・サマッタヤニック・ボラシー

Profile

シェフケンゴ

ベルギーサッカーとフランス・リーグ1を20年近く追い続けているライター。贔屓はKAAヘントとAJオセール。名前の由来はシェフチェンコでウクライナも好き。サッカー以外ではカレーを中心に飲食関連のライティングも行っている。富山県在住。