伝説のロナウド&ロマーリオは
現代サッカーでも通用するのか?

2017.10.20    TEXT BY 


存在だけでアシストにも守備にもなる


 エリア内の魔術師ロマーリオと爆走ロナウド。それぞれ1人でも十分に強力だが、コンビを組むことでその破壊力は何倍にも膨れ上がる。

 例えば、カウンターでサイドに流れたロナウドがボールを受けた時、そのままシュートまで持ち込むこともできるが、コースがなければロマーリオへ出せばいい。アシストが他のFW以上に有力な選択肢となるからだ。また、この2人は1対1ではほぼ止められない。相手はそれぞれに対して最低でも2人以上つく必要があるため、お互いの存在が相方のマークを軽減することになる。

 1994年アメリカW杯のブラジル代表はロマーリオとベベット、1998年フランスW杯ではロナウドとベベットが2トップを組み、両大会の間の1997年に実現したのがROROコンビだった。ベベットには悪いが、違いは歴然。現代で言えば、2人でMSNやBBCといったトリオと遜色ないくらい強烈な2トップだった。

 では、具体的にどんなフォーメーションが考えられるだろうか? ROROコンビを現代サッカーに適応させた布陣がこれだ。

 ROROコンビの守備面を不安視するかもしれないが個人的には問題ないと思っている。もちろん、パスコースを切るなど最低限の守備はしてもらう。だが、前線からプレスをかけたり下がって守備ブロックに入るような働きは求めない。むしろ、ブロックに参加せず前線に残っていた方がいいくらいだ。後方に3枚を残さなければならない相手の攻撃の厚みを削ることができるし、ひとたびボールを奪えば2トップだけでゴールまで行ける。このコンビの力があれば、5回のチャンスで2、3回は点にする。現代サッカーでは2トップのうち1枚は下がって9人でブロックを形成するチームが増えているが、彼らほどの決定力があれば下手に下げるよりよっぽど相手への牽制にもなるし、十分にお釣りがくるという計算だ。

 なので、他の選手はしっかり守備ができて2人に質の高いパスを供給できればいい。メンバーはほぼブラジル代表。遊び好きの2人と波長の合う仲間がいた方が気分的にも乗るはず。ロマーリオは酒もタバコもやらなかったが毎晩のように遊び回っていて、いつも人の家から練習に来るような選手だったという。サッカー選手が遊んでいるのではなく、遊び人がサッカーをやっていたと考えたほうがいい。それでゴールを量産できるので、チームもそっちに合わせてしまったほうがいいのではないか。

 とはいえ、4+4の8枚でしっかりと守ればそこまで守備力が低いわけではないし、ボールを保持できればポゼッションもできるメンバーだろう。MFにはパウリーニョ、カセミロ、フェルナンジーニョの泣く子も黙るボールハンター3枚を配置する。唯一、ブラジル以外から選んだのがケビン・デ・ブルイネ。距離の長いスルーパスを出させたら現在トップクラスの選手なので、ROROコンビへ間髪入れずラストパスを供給するために抜擢した。デ・ブルイネはスピードと運動量もあるので2トップのサポートもできる。手詰まりになった時にはミドルシュートやクロスボールが威力を発揮するはずだ。

 基本的にはカウンター狙いになる。ただ、ボランチのパウリーニョはボールを奪うのも巧いが実はゴールゲッターとしての能力が高い。あまり組み立ては巧くない代わりに、相手ゴール前まで出て行くと地上戦も空中戦も強く、よく点を獲っている。ROROコンビが看板のチームだが、パウリーニョの隠れたストライカーとしての活躍も期待したい。フォーメーションは[4-3-1-2]で奪ったらまず2トップへ。あとはROROコンビにお任せだが、相手に引かれたらデ・ブルイネがサポート、さらに攻撃力のある両SBが前へ出て厚みを加えれば、自ずと得点は生まれる。


ロナウド&ロマーリオが最高に生きるフォーメーション「ROROベスト」がポケサカに登場! イベントに参加してフォーメーションをGETしよう!

※フォーメーション獲得条件に関してはアプリ内お知らせをご確認ください


■『ポケットサッカークラブ』 基本情報

商品名 育成サッカーゲーム~ポケットサッカークラブ~
価 格 基本プレイ無料
対応OS iOS 7.1以降/Android 2.3以降/Kindle Fire OS
配信元 NewsTech Inc.

■キャンペーンはこちら

■ダウンロード
App Store

GooglePlay

AMAZON アプリストア


「ポケサカ」について詳しく知りたい方はポケサカ公式サイトへ!

Photos: Getty Images


Kenji Nishibe

1962年9月27日、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、会社員を経て、学研『ストライカー』の編集部勤務。95~98年にフランスのパリに住み、欧州サッカーを取材。02年にフリーランスとなる。『戦術リストランテⅣ 欧州サッカーを進化させるペップ革命』(小社刊)が発売中。

TwitterFacebookLineHatena
TwitterFacebookLineHatena
11842VIEWS