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編集部便り#2(2024年5月号)

2024.05.27

2024年2月より「footballista MEMBERSHIP」の提供を開始し、リニューアルした新生フットボリスタ。これまで以上に読者の皆様の声に耳を傾け、少しでも長く楽しんでもらえるメディアを目指す連載の2回目。読者向けアンケートに投稿された感想や質問、要望にフットボリスタ編集部が答えます。

4月特集「日本と世界、プロとアマチュア…ボーダーレス化が進むサッカー分析の最前線」「日本人9番の潜在能力」の感想

「クラブの目指す場所、ゲームモデルが確立されていないと、活かされず、かえってクラブを混乱させてしまかねないと感じました。だから。クラブの経営層はまず自分のクラブがどうありたいか、ただ勝つのではなく、どう勝ちたいのかまで定義した上で、スカウト、育成、分析、トップと柱が通ってないといけないと感じました」(navhiさん)

足立(フットボリスタ編集部)「特集『日本と世界、プロとアマチュア…ボーダーレス化が進むサッカー分析の最前線』のご感想ありがとうございます! その中のインタビュー記事でイタリア代表アナリストのレナート・バルディも『ゲーム分析にとって最も重要なのは、我々のチームのゲームモデルだと考えています。自チームのパフォーマンス分析はもちろん、対戦相手の分析も我々のゲームモデルに準拠した定義や評価基準に基づいて行わなければなりません』と話していましたよね。ゲームモデルは今や現場だけでなく強化でも指針となっていますが、今後はその達成度や進捗を数値化・定量化していくためにマンチェスター・シティのパフォーマンス部門やリバプールのリサーチ部門のような組織を内部設置または外部委託していく流れがさらに広がっていく予感がしています。実は日本でも先んじてサガン鳥栖が取り組んでいたりするので、過去特集『サガン鳥栖が描く「AI×育成」の未来像』もぜひご覧ください!」

「良い外国人FWは獲りづらくなると思うので素質がある選手を辛抱強く使う、体の向き、駆け引きを教えられるチーム、コーチが増えてほしいです」(Gさん)

赤荻(フットボリスタ編集部)「4年ほど前に誌面で『“ゴールの美学”と“拡大する役割” 現代ストライカーの謎を解明する』という特集を行い、そこではモダンサッカーにおけるFW育成の可能性についても様々なコーチや専門家に掘り下げてもらいました。日本が世界に通用する『9番』を輩出するにはどうすればいいのか? という問いにこれからも迫っていきたいと思います」

最近、面白かった記事の感想

「『ESL再燃にとどまらないECJ判決の余波』という記事。現状の説明にとどまらず、ACLに代わる新方式の提案や日本の運営管理上の強みや戦略的可能性の話にまで及んでいてとても面白かった。日本がオーナーシップをもてば、日本にとってより良いアジアサッカーの未来が広がっているとわくわくした一方、日本にそんなことできるのかという疑問もあり、いろいろと考えさせられる記事だった」(Kswactionさん)

足立(フットボリスタ編集部)「その記事の編集を担当させていただきましたが、欧州スーパーリーグ(ESL)のような国際大会の新設や参加を禁じていたFIFAとUEFAが敗訴した欧州司法裁判所(ECJ)の判決は、実は私たちの身近にあるアジアサッカー界や日本サッカー界にとっても全然他人事ではないという見方を伝えるのも企画意図だったので、狙いが伝わってうれしい限りです! とはいえ、日本に調整役としての期待をする視点はまさに目から鱗で、著者の山崎卓也さんがアジア支部代表を務めているFIFProは『AFCアジアチャンピオンズリーグ 費用対効果分析レポート』としてACL出場時の費用対効果も出していますが、代替大会が実現するかはともかく自由競争でまずは既存大会のデメリットが解消されるかどうかも要注目です」

エコロジカル・アプローチ実践編の#4はちょうど自分が体感した事がネガティブトランスファーで日常に繋がる箇所も多いな、と思い非常に興味深かったです」(くろだやすたかさん)

浅野編集長「エコロジカル・アプローチの知見は、日常につながる部分が多いですよね。例えば私は過去の雑誌送付時に手書きメッセージなるものを書いていたのですが、緊張して(普段は意識しない)漢字の部首の一つひとつを考えて書くようになり逆にミスするということが何度かありました。PK戦の時に蹴り方を考えてしまいキックフォームが崩壊してしまうサッカー選手に近いなと感じました。やり方の一つひとつを分解的に頭で考えるのではなく、無意識にできるようになるのが大事というのはエコロジカル・アプローチそのものだなと。この理論、学んで損はないと思います」

今後、読みたい記事

「各クラブの強化部長について」(さわやかさん)
「浦和レッズの戦術的ピリオダイゼーション」(くろだやすたかさん)
「高校サッカーの指導について」(スタぐるぐるさん)

赤荻(フットボリスタ編集部)「ピッチ内外の意思決定基準がそろっていなければクラブは強くなれないサッカーの“総力戦化”や、戦術的ピリオダイゼーションをはじめとする最先端のトレーニング理論は雑誌時代から継続して取り上げてきた題材であり、また育成年代の指導者に向けた記事は近年さらに増やしているテーマの一つでもあります。貴重なご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます」

フットボリスタに期待すること

「読みたかった記事を見逃していることがあるので、リマインドして欲しい」(ひよこさん)
「動画コンテンツはありませんか?」(エスコンさん)
「サッカー関連の仕事をしています。フットボリスタさんに宣伝してもらうことは可能ですか?」(ウルトラス北千住さん)

玉利(フットボリスタ編集部)「ご要望ありがとうございます! フットボリスタではX(旧Twitter)LINEFacebookでも記事の配信告知を行っています。公開日が昔の記事でも『今読んだら面白い』と思うものは積極的にお知らせしているので、各種プラットフォームのアカウントもフォローしてみてくださいね。動画コンテンツはYouTubeチャンネルがございます。講義型動画を無料配信しているので、ご関心あるテーマがあればぜひご覧ください! そして、フットボリスタではタイアップを常時募集しています。過去の事例はコチラをご覧ください! ご興味あればお気軽にお問合せください!」

編集長メッセージ

浅野編集長「6月のフットボリスタは監督ライセンス特集の後半、木村康彦JFA指導者養成ダイレクターのインタビューなどを予定しています。特集前半の海外事情を踏まえて国内のライセンス制度について考えていきます。その他、Jリーグのワンクラブマンにフォーカスした特集、J3で首位を独走する大宮アルディージャの特集、そして6月14日から開幕するEURO2024の特集と充実のラインナップになっているので、ぜひお楽しみに!」

「編集部便り」アーカイブ

#1(2024年4月号)

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