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視聴者200万人減に集客も競争力も停滞…ブンデスリーガを襲う焦燥

2021.12.02

ファンの熱量では欧州屈指のリーグとして知られるブンデスリーガが今シーズン、衝撃的な現実を突きつけられている。テレビ視聴率、観客数ともに苦戦しているというのだ。ドイツサッカーが直面する苦難とそれに伴い生じている議論について概説する。

 「ショックを受けている」

 今シーズンのブンデス開幕節終了後、ドイツで最も人気のサッカー番組『シュポルトシャウ』の視聴率を知ったフランクフルトのアクセル・ヘルマン社長は言った。これまでは500万人以上の視聴者がいたが、今回は300万人を下回ったのだ。しかしこれは、現在ブンデスが直面する問題を示唆する1つの兆候でしかない。……

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Profile

ダニエル テーベライト

1971年生まれ。大学でドイツ文学とスポーツ報道を学び、10年前からサッカージャーナリストに。『フランクフルター・ルントシャウ』、『ベルリナ・ツァイトゥンク』、『シュピーゲル』などで主に執筆。視点はピッチ内に限らず、サッカーの文化的・社会的・経済的な背景にも及ぶ。サッカー界の影を見ながらも、このスポーツへの情熱は変わらない。