REGULAR

瀬古歩夢&林大地がアルゼンチンに示した「CBを丸裸にする」プレーの真髄

2021.05.26

風間八宏の真・ユニット論  第12回

「ボールをトラップしたのに“止まっていない”」「止める、外すの目をそろえる」など独自の技術論を突き詰めた指導者として、日本で唯一無二の存在となっている風間八宏。彼の技術論は個人で完結しているわけではなく、人と人の意思の疎通や駆け引きがベースになっている。個人の技術解説でもなく、チームの戦術解説でもない、数人の集団で構成されるユニットの動きは、サッカー解説の盲点になっているのではないか――名手たちの隠れた凄みを、“局面を切り取る達人”が斬る!

第12回は、U-24代表の親善試合で生まれた一撃にフォーカスを当てる。C大阪の瀬古歩夢のフィードに、サガン鳥栖のストライカー・林大地が走り込んで決めた先制ゴールだ。風間八宏氏というと“ショートパス”のイメージが強いが、ロングフィードから生まれたこのゴールにも彼の”技術論”が存分に詰まっている。

PICK UP MATCH
2021 3.29
U-24 Japan 3-0 U-24 Argentina|SAISON CARD CUP 2021
45’ 林大地

45分、瀬古歩夢の絶妙なロングパスに抜け出した林大地が先制点を流し込んだシーン(0:55~)

瀬古歩夢のキックは「一級品」

……

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Profile

竹中 玲央奈

“現場主義”を貫く1989年生まれのロンドン世代。大学在学時に風間八宏率いる筑波大学に魅せられ取材活動を開始。2012年から2016年までサッカー専門誌『エル・ゴラッソ 』で湘南と川崎Fを担当し、以後は大学サッカーを中心に中学、高校、女子と幅広い現場に足を運ぶ。㈱Link Sports スポーツデジタルマーケティング部部長。複数の自社メディアや外部スポーツコンテンツ・広告の制作にも携わる。愛するクラブはヴェルダー・ブレーメン。