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2050年W杯 日本代表優勝プラン

2021.07.23

footballistaの人気連載書籍化!

日本サッカー協会が目標に掲げる「2050年W杯優勝」

30年後の主力選手はまだ生まれていない!

コロナ禍が突き付けた新たな現実
ポジショナルプレーの到来で変容するJリーグの戦術
欧州化or日本化、今がサッカー界の分水嶺!

<目次>

プロローグ――2050年W杯の旅

第1章 「世界の中の日本」の15年

1-1 2006-17。オシムから始まった「日本オリジナル」を探す旅
1-2 2016-21。アフター・ロシア、垣根がなくなる「世界」と「日本」

第2章 2050年までの選手キャリア整備プラン

2-1 「0円移籍」はなぜ危険なのか。欧州サッカー移籍ビジネスの論理
2-2 「カジュアル化」した欧州移籍。いまこそ問われる制度設計の不具合
2-3 欧州クラブと若手日本人の思惑一致。「狙われるJリーグ」の生存術とは?

第3章 2050年までの選手育成プラン

3-1 柴崎岳の戦術センスの源泉とは「?未来のサッカー選手」の育て方
3-2 「守る」or「繋ぐ」モダンCB論。行き着く先はブラック企業サッカー?
3-3 Japan’s Wayを掘り下げる。「日本人らしさ」という幻想と向き合えるか?

第4章 2050年までの指導者養成プラン

4-1 JFAを悩ます日本人監督の育成。改革のキーワードは「明治維新」?
4-2 名将の敵は『SNS世代』。もうロッカールームは聖域ではない
4-3 モウリーニョと小嶺先生の共通点!? 〝キャラ変〟できる指導者の凄み

実践編 W杯の勝ち方

P-1 ハリル日本のグダグダ感は情報戦? メディアもファンも試されている
P-2 ゲームモデルサッカーのお披露目。W杯で見える「世界の壁」の正体
P-3 ドイツ、イングランドは危険? 人工的なゲームモデルの限界

第5章 2050年までの戦術確立プラン

5-1 ポジショナルプレー=流行語大賞? 求む! 「日本サッカーの日本語化」
5-2 Jリーグにも「ブーム」の兆し。欧州発のゲームモデルって何?
5-3 属人的でもマニュアルでもない戦術的ピリオダイゼーションの秘密

第6章 2050年までのリーグ・クラブ強化プラン

6-1 Jリーグのアジア戦略の難敵は、JUVENTUSのブランド戦略?
6-2 健全ドイツサッカーが育成で苦戦「?儲ける」で一致団結できる強さ
6-3 プレミア支配はただの金満に非ず。問われる「1強リーグ」の在り方

エピローグ――コロナ禍で垣間見えた「サッカーが死ぬ世界線」

<著者プロフィール>

川端暁彦
Akihiko Kawabata

1979年8月7日生まれ。大分県中津市出身。フリーライターとして取材活動を始め、2004年10月に創刊したサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の創刊事業に参画。創刊後は同紙の記者、編集者として活動し、2010年からは3年にわたって編集長を務めた。2013年8月からフリーランスとしての活動を再開。古巣『エル・ゴラッソ』を始め各種媒体にライターとして寄稿する他、フリーの編集者としての活動も行っている。著書に『Jの新人』(東邦出版)。

浅野賀一
Gaichi Asano

1980年1月20日生まれ、北海道釧路市出身。3年半のサラリーマン生活を経て、2005年からフリーランスとして活動し、『エル・ゴラッソ』『サッカー批評』などに寄稿。2006年10月から海外サッカー専門誌『footballista』の創刊メンバーとして加わり、2015年8月から編集長を務める。部活ライフ応援フリーマガジン『footies!』の初代編集長で、『footballista』ブランドのサッカー関連書籍の企画・編集も手がける。西部謙司氏との共著に『戦術に関してはこの本が最高峰』(東邦出版)がある。

<書誌情報>

定価:1,870円(10%税込)
発行:ソル・メディア
発売日:2021年8月2日
仕様:四六判/並製/384頁
ISBN:978-4-905349-59-4

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フットボリスタ 編集部

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