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浦和レッズに突き付けられた「対3バックの壁」。興梠&江坂がカギ?

2021.08.09

キャスパー・ユンカーという得点源が加わり、軌道に乗った感のあるリカルド・ロドリゲス新体制。しかし、相手チームの研究が進んだ目下の課題は引いた相手を崩すこと、さらに言えば「3バック系チーム」の攻略だ。清水英斗氏にその方法を考察してもらった。

 東京五輪が終わり、8月9日からJリーグが再開される。J1はいきなり過密日程だ。8月はこの暑さにもかかわらず、連戦が組まれている。五輪の中断期間をうまく使うことができたクラブは、短期間で順位を上げるかもしれない。

目立った「取りこぼし」。引かれると崩せない…

 それぞれに消化すべき課題はあったはず。浦和レッズで言えば、5月初旬のキャスパー・ユンカー加入からチームの状態は上昇し、一時は上位へ躍進した。しかし、前半戦の終了間際は湘南、大分に敗れ、仙台にも引き分けるなど、下位クラブから取りこぼす試合が目立ち、現在は8位だ。

 目下の課題は、引いて守りを固めるチームとの戦い方だ。特に湘南や大分のような3バック系チームへの対策が大事になる。彼らは浦和のポゼッションを分析し、前からプレスの数を当てはめてカウンターを狙い、自陣は5バックで守備を固めてくる。ペナルティエリア内に多くの人を割いて守られると、救世主ユンカーの得点も陰りが見え始めた。……

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戦術浦和レッズ

Profile

清水 英斗

サッカーライター。1979年生まれ、岐阜県下呂市出身。プレイヤー目線でサッカーを分析する独自の観点が魅力。著書に『サッカーは監督で決まる リーダーたちの統率術』『日本サッカーを強くする観戦力 決定力は誤解されている』『サッカー守備DF&GK練習メニュー 100』など。