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開幕11戦10勝でいざミラノダービーへ!ミランは何が変わったのか?

2021.11.05

昨季のセリエAで2位と8季ぶりのCL出場権を確保し、今季はここまで10勝1分無敗(25得点10失点)でナポリとハイレベルな首位争いを展開中。13-14シーズンを最後にCLの舞台から遠ざかり、その間クラブ存続が危ぶまれるほどの苦境を味わったミランがなぜ復活できたのか。王者インテルとの大一番を前に、長年ミランを追うnatoさんが近年の歩みを振り返る。

 日本時間11月8日(午前4時45分キックオフ)に開催されるミラノダービー。セリエA第11節終了時点で、ミランが首位ナポリと同じ勝ち点31で2位、インテルが勝ち点24で3位に位置しているが、数年前までは両チームが上位でダービーを迎えるのは珍しいと言うほど互いに低迷していた。それからインテルが一足早く抜け出し、ミランも低迷期をようやく脱してそれが本物だということを証明しつつある。どうしてミランは変われたのか? 本稿ではミランに焦点を当てて自分なりの考察をしてみたいと思う。

悪夢の中国体制から安定のエリオットへ

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ステファノ・ピオーリミラノダービーミラン

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nato

Twitterで主にミランの情報を発信(@nattou2017)。アカウントを通して6割以上のミランのニュース確認ができることを目標にしてます。

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