SPECIAL

ジュード・ベリンガム。2手先、3手先を読むポジショニングに表れる大器の才

2020.12.03

若手選手が躍動するドルトムントで、今シーズンの目玉の一人となっているのが夏に移籍してきたMFジュード・ベリンガムだ。新加入にしてビッグクラブでのポジション争いに身を投じる17歳のプレーの特徴を分析する。

 現在ドルトムントに、数々のレコードを打ち立て続けている青年がいる。ジュード・ベリンガムだ。2003年生まれの彼が打ち立てた記録は数知れない。

 バーミンガム・シティの下部組織で育ったベリンガムはクラブ史上最年少となる16歳38日でプロデビューを果たすと、その約1か月後には16歳63日でクラブ史上最年少ゴールをマーク。それから1年程でドルトムントへのステップアップを果たすが、その移籍金は17歳のプレーヤーとしての史上最高額となる推定2000万ポンド(約28億円)であった。

 ドルトムントでのデビュー戦となったDFBポカールのデュイスブルク戦では、17歳77日でクラブ史上最年少得点を挙げた。さらに、2020-21ブンデスリーガ開幕戦となったボルシアMG戦にはスタメンで起用されると、同じく当時17歳のジョバンニ・レイナへのアシストを記録。17歳から17歳へのアシスト&ゴールはブンデスリーガ史上最年少のコンビネーションプレー記録となった。……

残り:2,723文字/全文:3,245文字
この記事はプレミア会員のみお読みいただけます

10日間無料キャンペーンで続きを読む

プレミア会員 3つの特典

有料記事が読める

動画が観られる

>

雑誌最新号が届く

「footballista」最新号

フットボリスタ 2021年1月号 Issue082

進化するサッカーと、答えのない育成――20年後を見据え今何をすべきか?[特集]ゲームモデルvs個の育成。新パラダイムで変化する世界の育成事情。電子版も配信中

10日間無料キャンペーン実施中

TAG

ジュード・ベリンガム

Profile

とんとん

1993年生まれ、長野県在住。愛するクラブはボルシアMG。当時の監督ルシアン・ファブレのサッカーに魅了され戦術の奥深さの虜に。以降は海外の戦術文献を読み漁り知見を広げ、Twitter( @sabaku1132 )でアウトプット。最近開設した戦術分析ブログ~鳥の眼~では、ブンデスリーガや戦術的に強い特徴を持つチームを中心にマッチレビューや組織分析を行う、戦術分析ブロガー。