REGULAR

「スピード=足が速い」ではない。ハーランド&ゲレイロが示した「速さを支える技術」

2020.06.12

風間八宏の真・ユニット論  第4回

「ボールをトラップしたのに“止まっていない”」「止める、外すの目をそろえる」など独自の技術論を突き詰めた指導者として、日本で唯一無二の存在となっている風間八宏。彼の技術論は個人で完結しているわけではなく、人と人の意思の疎通や駆け引きがベースになっている。個人の技術解説でもなく、チームの戦術解説でもない、数人の集団で構成されるユニットの動きは、サッカー解説の盲点になっているのではないか――名手たちの隠れた凄みを、“局面を切り取る達人”が斬る!

第4回は、再開したブンデスリーガのルールダービーからドルトムントの3点目をピックアップ。シャルケ守備陣がまったくついて行けなかった、ゲレイロとハーランドのコンビの「速さ」を掘り下げる。

Pick up MATCH
2019.05.16
Borussia Dortmund 4-0 FC Schalke 04|26|Bundesliga 2019/2020
63’ Guerreiro

左サイドをドリブルで駆け上がったゲレイロが、ハーランドのリターンパスに抜け出しチーム3点目を決めたシーン(2:50~)

ドルトムントはとにかく「速い」

……

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Profile

竹中 玲央奈

“現場主義”を貫く1989年生まれのロンドン世代。大学在学時に風間八宏率いる筑波大学に魅せられ取材活動を開始。2012年から2016年までサッカー専門誌『エル・ゴラッソ 』で湘南と川崎Fを担当し、以後は大学サッカーを中心に中学、高校、女子と幅広い現場に足を運ぶ。㈱Link Sports スポーツデジタルマーケティング部部長。複数の自社メディアや外部スポーツコンテンツ・広告の制作にも携わる。愛するクラブはヴェルダー・ブレーメン。