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現役セリエA分析官が徹底解剖。 「欧州基準」で見た森保ジャパン

2020.03.24

戦術的ピリオダイゼーション vs Japan’s Way #3】 レナート・バルディ×片野道郎 前編 【対談】

昨年末から続くA代表およびU-23代表の不甲斐ない戦いぶりで、日本代表への批判が高まっている。とはいえ、近視眼的に代表チームの戦いに一喜一憂しても意味がない。西野朗前監督からバトンを引き継いだ森保一監督は、ロシアW杯で成果を上げた「日本らしいサッカー」の確立に力を注いでいる。そこで『モダンサッカーの教科書』の共著者であり、日本代表の不動のCB冨安健洋を指導するボローニャの戦術分析コーチ、レナート・バルディに森保ジャパンの戦術を「欧州基準」の眼で分析してもらった。前編では、日本サッカーの特徴が最も強く出ている「2ライン間の攻略」について掘り下げる。

ロシアW杯から変わらぬプレー原則

「森保監督は、チームに明確なアイデンティティを与えることに成功している」


片野「ロシアW杯でベスト16に進出し、ベルギーをあと一歩というところまで追い詰めた後、日本代表は新しい監督を迎えて、新たなサイクルをスタートしました。今回はその新しい日本代表の歩みを象徴する3試合を取り上げ、森保ジャパンの現状と課題を明らかにしてもらえればと思っています。分析してもらったのは2018年10月のウルグアイ戦(4-3)、19年2月のアジアカップ決勝カタール戦(1-3)19年11月のベネズエラ戦(1-4)の3試合です」......

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戦術的ピリオダイゼーション vs Japan's Way ラインナップ

Profile

片野 道郎

1962年仙台市生まれ。95年から北イタリア・アレッサンドリア在住。ジャーナリスト・翻訳家として、ピッチ上の出来事にとどまらず、その背後にある社会・経済・文化にまで視野を広げて、カルチョの魅力と奥深さをディープかつ多角的に伝えている。主な著書に『チャンピオンズリーグ・クロニクル』、『それでも世界はサッカーとともに回り続ける』『モウリーニョの流儀』。共著に『モダンサッカーの教科書』などがある。