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ユナイテッド好調の理由はルーク・ショー!?スールシャール式ビルドアップの可能性

2020.07.21

 プレミアリーグ第36節、マンチェスター・ユナイテッドはクリスタルパレスに勝利し、再開後のリーグ戦でいまだに無敗を維持している。今シーズン、序盤戦ではクリスタルパレス、ウェストハム、ニューカッスル、ボーンマスなど下位チームを相手に敗戦を喫するなど、不安定さが目立っていた“赤い悪魔”。しかしそのムラっ気は今となっては影も形もない。

 冬にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが加入して以降、攻撃が劇的に改善。6月のリーグ再開後は、ケガから復帰したポール・ポグバも加わり、リーグ屈指の得点力を発揮するようになった。同リーグ第31節から第34節まで4試合連続で3点差以上のスコアで勝利しており、データ統計会社『Opta』によるとこの記録はプレミアリーグ初のものだそうだ。

プレミアリーグ史上初めて月間最優秀選手賞と月間ベストゴール賞を同時受賞したB.フェルナンデス

 機能し始めたユナイテッドの攻撃を語る上で欠かせないのは、B.フェルナンデス、ポグバ、そして10代にしてブレイク中のメイソン・グリーンウッドらの個の力だ。しかし、激変の理由は彼らの好調だけではない。それはオーレ・グンナー・スールシャール監督がチームに植えつけ始めているビルドアップ戦術にある。

プレミア屈指のタックラーは「諸刃の剣」

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マンチェスター・ユナイテッドルーク・ショー戦術

Profile

内藤 秀明

1990年生まれ。大阪府箕面市出身。大学時代に1年間イギリスに留学し、FAコーチングライセンスを取得。現在はプレミアリーグを語るコミュニティ「プレミアパブ」代表としてイベントの企画運営や司会をしつつ、マンチェスターユナイテッド・サポーターズクラブジャパン会長としても活動。2019年1月に初の著書『ようこそ!プレミアパブ』上梓。Twitterアカウント:@nikutohide ウェブサイト:https://premierleaguepub.jp/