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不振を受け一時は批判殺到。 ローマ、モンチSDの是非は?

2019.03.06

 ラジャ・ナインゴランを売った中盤に獲得したハビエル・パストーレは、故障もあって鳴かず飛ばず。アリソンの後釜にやって来たロビン・オルセンはたびたび失点に絡む。そして試合では、格下相手に勝ち切れず勝ち点を取りこぼす悪癖を完全にはぬぐいされていない。このような事態を引き起こしたのはモンチが補強戦略を間違えたせいだとして、風当たりは非常に厳しいものになっていた。「2年間で2億6470万ユーロに相当する選手補強をしながら、実力が発揮されているとは言いがたい」と、地元紙は厳しく批判している。

 もっともモンチの仕事は、選手の価値を上げて売却益を得るところまで含めて評価するべきものだ。そして獲得した選手の中には、急激に市場価値を上昇させている者もいる。その一人であるチェンキズ・ウンデルには、6000万ユーロの市場価格がついているともっぱらの噂。そしてユースティン・クライファートやブライアン・クリスタンテは活躍をし始め、何よりニコロ・ザニオーロが急成長中だ。「長くローマが強くいられるため」というモンチの戦略がクラブ経営にどう奏効するのか、判断はもう少し待つべきだろう。

Photo: Getty Images

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SDモンチローマ

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神尾 光臣

1973年福岡県生まれ。2003年からイタリアはジェノバでカルチョの取材を始めたが、2011年、長友のインテル電撃移籍をきっかけに突如“上京”を決意。現在はミラノ近郊のサロンノに在住し、シチリアの海と太陽を時々懐かしみつつ、取材・執筆に勤しむ。

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