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オビはなぜ栃木に戻ったのか、成長の鍵は勝敗にあり!

2021.11.20

レンタル選手の現在地#2

毎シーズン、多くの若手選手がレンタル移籍で所属元クラブを離れ、将来の開花を見据えて研鑽を積んでいる。レンタル先のクラブのファンはもちろん、レンタル元クラブのファンにとっても動向が気になる未来のスター候補の現状にスポットライトを当てる。

 地面を這うようなライナー性のボールが相手陣内を風を切るように通過し、相手DFの頭上を越えて味方へと届く――。

 GKオビ・パウエル・オビンナの現状の最大の武器は、頭抜けた身体能力から放たれる規格外のロングフィードだ。

 昨年10月の第29節愛媛FC戦では、オビが自陣から放ったロングフィードが、目測を誤った相手DFの頭上を越え、ペナルティエリア内へ走り込んだ森俊貴の胸に収まった流れからゴールをお膳立てした。栃木SCがロングボールを有効活用するスタイルを志向することもあり、オビの武器が見事にハマっている。

1年で復帰後、J1デビューからの暗転

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Jリーグオビ・パウエル・オビンナレンタル栃木SC横浜F・マリノス

Profile

鈴木 康浩

1978年、栃木県生まれ。ライター・編集者。サッカー書籍の構成・編集は30作以上。松田浩氏との共著に『サッカー守備戦術の教科書 超ゾーンディフェンス論』がある。普段は『EL GOLAZO』やWEBマガジン『栃木フットボールマガジン』で栃木SCの日々の記録に明け暮れる。YouTubeのJ論ライブ『J2バスターズ』にも出演中。