風間八宏の真・ユニット論 第13回
「ボールをトラップしたのに“止まっていない”」「止める、外すの目をそろえる」など独自の技術論を突き詰めた指導者として、日本で唯一無二の存在となっている風間八宏。彼の技術論は個人で完結しているわけではなく、人と人の意思の疎通や駆け引きがベースになっている。個人の技術解説でもなく、チームの戦術解説でもない、数人の集団で構成されるユニットの動きは、サッカー解説の盲点になっているのではないか――名手たちの隠れた凄みを、“局面を切り取る達人”が斬る!
第13回はヴィッセル神戸のイニエスタと古橋亨梧のホットラインに焦点を当てる。明治安田生命J1リーグの得点ランキングトップに立つ古橋は、欧州行きの噂もある。そんな彼の力を引き出すイニエスタの凄みとは。
Pick up MATCH
2021.06.23
Vissel Kobe 5-0 Yokohama FC|19|J1 LEAGUE
31′ Kyogo Furuhashi
……
Profile
竹中 玲央奈
“現場主義”を貫く1989年生まれのロンドン世代。大学在学時に風間八宏率いる筑波大学に魅せられ取材活動を開始。2012年から2016年までサッカー専門誌『エル・ゴラッソ 』で湘南と川崎Fを担当し、以後は大学サッカーを中心に中学、高校、女子と幅広い現場に足を運ぶ。㈱Link Sports スポーツデジタルマーケティング部部長。複数の自社メディアや外部スポーツコンテンツ・広告の制作にも携わる。愛するクラブはヴェルダー・ブレーメン。
関連記事
2024.04.30
ニール・モペイ。サッカー界で最も“嫌われている”選手が示す矜持
2024.04.29
ブラジル代表、10年ぶりにスポーツ心理学者がスタッフ入りを果たす
2024.04.29
加入当初とは別人のようになった町田・藤尾翔太が、「9番」とともに背負うもの
2024.04.29
編集部便り#1(2024年4月号)
RANKING
Information
蹴球ヒストリア 「サッカーに魅入られた同志たち」の幸せな来歴
2023.06.11
モダンサッカー3.0「ポジショナルプレー」から「ファンクショナルプレー」へ
2023.06.11
関連記事
2024.04.30
ニール・モペイ。サッカー界で最も“嫌われている”選手が示す矜持
2024.04.29
ブラジル代表、10年ぶりにスポーツ心理学者がスタッフ入りを果たす
2024.04.29
加入当初とは別人のようになった町田・藤尾翔太が、「9番」とともに背負うもの
2024.04.29