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代表ウィーク突入。スペインA代表、U-21代表関連ニュースの総まとめ

2021.03.24

3月下旬から4月上旬にかけてのインターナショナルマッチウィークに突入した。U-21代表は分割開催となったU-21欧州選手権のグループステージを戦い、A代表のルイス・エンリケ監督はコンディション重視でメンバーを招集した。また、スペインが国家と認めていないコソボとの一戦に関するプロコトルも策定された。

 リーガ・エスパニョーラは3月22日から4月2日まで中断。インターナショナルマッチウィークに入ったので、代表関連のニュースをまとめておこう。

グループステージがひっそり開催

 まず、U-21欧州選手権のグループステージが、3月24日から“こっそり”始まる。

 本来は6月に開催される予定だったが、ご存じのように兄貴分のEURO2020が1年延期になり、カレンダーを埋めてしまった。そこでUEFAはグループステージと決勝トーナメントの分割開催という変則カレンダーをひねり出したのだが、そのグループステージがこのインターナショナルマッチウィーク中に組まれているのだ。

 期間は3月24日から31日までで、スロベニアとハンガリーでの共同開催。今大会から4チーム多い全16チームが4グループに分かれてそれぞれ3試合をこなし、決勝トーナメントに進出する8チームを決める。……

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アンス・ファティグラニト・ジャカジェルダン・シャキリルイス・エンリケ

Profile

木村 浩嗣

編集者を経て94年にスペインへ。98年、99年と同国サッカー連盟の監督ライセンスを取得し少年チームを指導。06年の創刊時から務めた『footballista』編集長を15年7月に辞し、フリーに。17年にユース指導を休止する一方、映画関連の執筆に進出。グアルディオラ、イエロ、リージョ、パコ・へメス、ブトラゲーニョ、メンディリバル、セティエン、アベラルド、マルセリーノ、モンチ、エウセビオら一家言ある人へインタビュー経験多数。

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