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U-21欧州選手権か、EURO2020か。オランダが抱える贅沢な悩み

2021.04.18

今季終了後、U-21欧州選手権のノックアウトステージとEURO2020が立て続けに開催される。両方に出場するオランダは若い才能を多数、擁しており、どの選手をどちらに出場させるべきか、という贅沢な悩みを抱えている。各選手は現在、所属クラブで最後のアピールを続けている。

 5月31日からU-21(実質23歳以下)欧州選手権のノックアウトステージが、6月13日からEURO2020が開幕する。どのタレントをユーロに連れて行き、誰をU-21欧州選手権でプレーさせるか、これからオランダはいい意味で悩むことになる。

U-21世代はタレントの宝庫

 2019年5月、U-21オランダ代表がU-21メキシコ代表との練習試合で5-1の勝利を収め、コロナによってサッカー観戦がままならなくなるまで、私は頻繁に彼らのホームゲームを現地で観戦していた。

 なにせ、この世代は才能の宝庫なのだ。例えば、メキシコ戦の3トップは右からステングス(AZ)、マーレン(PSV)、クライファート(ローマ→ライプツィヒ)が並び、ガクポ(PSV)やノア・ラン(アヤックス→トゥエンテ→クルブ・ブルッヘ)というビッグタレントが途中から出場するという豪華メンバーだった。……

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PSVガクポクライファートボアドゥ

Profile

中田 徹

メキシコW杯のブラジル対フランスを超える試合を見たい、ボンボネーラの興奮を超える現場へ行きたい……。その気持ちが観戦、取材のモチベーション。どんな試合でも楽しそうにサッカーを見るオランダ人の姿に啓発され、中小クラブの取材にも力を注いでいる。