
【インタビュー】イケル・ムニアイン:アスレティックはロマンティック
先輩に学び、経験を積み、2度の大ケガにも負けず笑顔を取り戻し、今ではキャプテンマークを巻いて愛するクラブを牽引している。2018年11月には現代のプロサッカー界では異例と言える 契約解除条項なしの新契約を結び、忠誠を誓った男にとって、アスレティックは世界で唯一の「僕の居場所」だ。(2020年2月19日収録)
いたずら小僧も大人に
落ち着いていくのは人生の掟。もちろん火花は維持しているよ
── 現在のチーム状態をどう見ていますか?
「すごく良いと思うよ。特にコパ・デルレイは(インタビュー時点で)準決勝に進んでいて、アスレティックとともに優勝する夢が広がっている。リーガの方は目標である上位に入ることができていない(同時点で10位)。2つのコンペティションで高いレベルを維持するのはとても難しい」
──週2回ペースで試合をこなすのはどうですか?
「肉体的にも精神的にも厳しいものだ。今日のサッカーは要求水準が高く、試合でもハードワークをしないと勝てない。足に疲労が蓄積するのは避けられない。だから試合に備える練習をするのはもちろんだけど、同時に体調を維持するために休むこと、栄養管理をすることも重要になってくる。そうしてなるべく良い状態で試合を迎えられるように心がけている」……
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Profile
木村 浩嗣
編集者を経て94年にスペインへ。98年、99年と同国サッカー連盟の監督ライセンスを取得し少年チームを指導。06年の創刊時から務めた『footballista』編集長を15年7月に辞し、フリーに。17年にユース指導を休止する一方、映画関連の執筆に進出。グアルディオラ、イエロ、リージョ、パコ・へメス、ブトラゲーニョ、メンディリバル、セティエン、アベラルド、マルセリーノ、モンチ、エウセビオら一家言ある人へインタビュー経験多数。