鉄板レースじゃ面白くない?
バイエルン、ユベントス、チェルシー、レアル・マドリーなど
優勝候補筆頭の快走が目立つ今季の欧州各国リーグ。だが、まだシーズンは残り5カ月。
首位チームの失速、そして後続グループの逆襲がないとは言い切れない。
そこで本特集では、これから突入する後半戦をもっと楽しむために
本命にとって悪夢の、ライバル勢にとっては最高のシナリオをシミュレーション!
執筆陣には大胆に、予想し得る中で最もワクワクする各クラブの成り行きを
それを裏づける論理(少々の屁理屈もあり)とともに展望してもらった。
虫のいい話と侮るなかれ。過去にも波乱の逆転劇は現実となってきたのだ。
BUNDESLIGA|ブンデスリーガ
本命の死角:バイエルン
着々と差を広げるバイエルンも「無敵」にはあらず
ドルトムントを筆頭に追うべきクラブの不振もあり、勝ち点差以上に独走ムードが漂い始めている。が、バイエルンとて完全無欠ではない。一つひとつは些細な綻びでも、それが重なれば坂道を転げ落ちることも…
刺客:ボルフスブルク
“二刀流”で取りこぼし激減。年明け初戦で王者叩けばボルフスブルクが突っ走る
刺客:レバークーゼン
刺客:ドルトムント
SERIE A|セリエA
本命の死角:ユベントス
コンテなしでも強いユベントス しかし、今後も安泰とは限らない
3連覇中のユベントスが抜け出し、ローマがそれを追う構図は昨シーズンと同じ。しかし、コンテを欠く王者の真価が問われるのはこれからだ。実際に、彼らは少なくない不確定要素を抱えている。
刺客:ローマ
ガルシア体制2年目の成長。対抗馬のローマが後半戦をまくる
刺客:ミラン
刺客:インテル
刺客:ナポリ
大逆転は現実に。近年のミラクル優勝はこうして…①
ブンデスリーガ/セリエA編
LIGUE1|リーグ1
本命の死角:パリ・サンジェルマン
「安定」が「修正不可」に変わる 一本槍PSG、一歩間違えば崩壊も
2年前から固定のパターンで結果を手にしてきたパリSGだが、一方で応用力には乏しい。若く勢いのあるライバルに併走されれば、エースと監督にすでにのぞく不安がさらに表面化しかねない。
刺客:マルセイユ
刺客:リヨン
PREMIER LEAGUE|プレミアリーグ
本命の死角:チェルシー
大物2新人と突っ走るチェルシー。でも“扱い方”は徐々に見えてきた
対抗勢がそろって不振に陥る中、チェルシーが11月までクラブ新の開幕13戦無敗と突っ走ったプレミアリーグ。だが、その動力源と得点源にも弱点はある。そして、少数精鋭軍団にライバルたちは経験済みの事故がもしも起きたら……。
刺客:アーセナル
前線に“ホットライン”開通? 故障多発で1月補強も本気? アーセナルは楽しませてくれる
刺客:マンチェスター・ユナイテッド
刺客:リバプール
刺客:サウサンプトン
刺客:マンチェスター・シティ
LIGA ESPANOLA|リーガエスパニョーラ
本命の死角:レアル・マドリー
「最強のれある・マドリー」はプランB。年明けの山場に立場逆転の危険性
勝利を重ねるレアル・マドリーだが、現チームはあくまで仮の姿。主力がそろわず熟成が進まない中、1月の対抗馬との連戦でつまずけば立場がすぐさま入れ替わる可能性は否定できない。
刺客:バルセロナ
10月末に“開幕”したバルセロナ。熟成進み、真実見れば道は拓ける
刺客:アトレティコ・マドリー
刺客:バレンシア
刺客:セビージャ
大逆転は現実に。近年のミラクル優勝はこうして…②
プレミアリーグ/リーガエスパニョーラ編