前節連勝が5でストップした首位ドルトムントだが、この日はフライブルク相手に5得点を奪い圧勝した。前日練習でハムストリングを負傷した左SBのシュメルツァーに代わり、ドゥルムが2試合連続の先発。右SBのピシュチェクも長期離脱中でその穴はグロスクロイツが埋めているが、左右のSBをこなせる若手のドゥルムは今後も貴重な存在になってきそうだ。試合はロイスが先制すると、前半終了間際にはフライブルクのCBディアニェが退場し、その時に得たPKを再びロイスが決めて2-0。後半もドルトムントの勢いは止まらず、レバンドフスキが2ゴール、最後はブワシュチコフスキが加点して締めた。
2位バイエルンはボルフスブルクに辛勝。相手の堅い守備を崩せず攻めあぐねたが、グアルディオラ監督は62分にロッベンとシュバインシュタイガーを下げ、クロースとシャキリを投入。その直後に2人がボールを繋ぎ、リベリのクロスにミュラーが合わせ決勝ゴールが生まれた。また守ってはGKノイアーが元バイエルンのルイス・グスタボの決定的なシュートを阻むなど好守を見せた。
3位と4位の対決となったレバークーゼン対ハノーファーは、ホームチームが勝利。セットプレーから主将のロルフェスが頭で合わせ先制すると、ソン・フンミンのスルーパスに抜け出したサムが追加点。3連勝を収めたヒーピア監督は、「守備は90分間良いプレーを見せ続けられたが、攻撃はもっとできたはずだ」と、続くCLのソシエダ戦に気を引き締めていた。
5位にはマインツを破ったヘルタ・ベルリンが浮上。前半、得点王トップに並ぶ6ゴール目を挙げたニコライ・ミュラーに先制を許したが、後半に3点を奪って逆転勝利。細貝はフル出場、岡崎は途中出場だった。6位に上がって来たのは、監督交代後好調なシュツットガルト。最下位ブラウンシュバイクを相手に、アウェイで4点を奪って快勝。一方、昇格後いまだ勝ち点1しか挙げられていないブラウンシュバイクの状態は深刻では、指揮官のリーバークネヒトが「この状況を打破するためにいろいろな策を講じているが、結果に結び付かない。とても前向きにはなれず、思い悩んでいるよ」と、辞任を示唆するような発言を残した。
アウェイ全敗中のボルシアMGは、アウグスブルク相手にあと少しで勝利を手にできるところだったが、終了間際にミリクに同点ゴールを奪われた引き分け。シャルケは前半の3得点を生かせずにドロー。ファン・マルワイク新監督を迎えたハンブルクは、敵地でフランクフルトから勝ち点1をもぎ取った。
<第7節結果>
2013年9月27日(金)
アウグスブルク 2-2 ボルシアMG
9月28日(土)
ドルトムント 5-0 フライブルク
バイエルン 1-0 ボルフスブルク
レバークーゼン 2-0 ハノーファー
ホッフェンハイム 3-3 シャルケ
ヘルタ・ベルリン 3-1 マインツ
フランクフルト 2-2 ハンブルク
9月29日(日)
ブレーメン 3-3 ニュルンベルク
ブラウンシュバイク 0-4 シュツットガルト
<過去のラウンドアップ>
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