マンチェスターUとチェルシーが勝ち点を分け合った中、マンチェスターCには早くも黒星がついた。金星を挙げたのは昇格組のカーディフ、立役者はFWキャンベルだ。試合は前節4-0と好発進したシティが、10人で自陣を固めるホームチームの堅守に苦しみながらも、52分にジェコのゴールで先制。しかしカーディフはこれにめげず、8分後にキャンベルのシュートのこぼれ球をMFグンナルソンが押し込んで1-1とする。そして79分、さらに87分。コンパニとナスタシッチを負傷で欠き、レスコットとハビ・ガルシアがCBコンビを組んだ相手に対し、2つのCKをキャンベルがヘディングで合わせて逆転。「セットプレーで2点を奪われるなんて誰も考えてはいなかっただろう」と、ペジェグリーニ監督は嘆くしかなかった。
一方、トッテナムとともに2連勝を飾ったのがリバプール。1週間前に続き、接戦を1点差でものにした。決勝点は21分、前節と同様にスタリッジ。後半は劣勢に立たされたものの、GKミニョレを中心とした守備陣が踏ん張り、2戦連続クリーンシートを記録した。
開幕節、そのアストンビラ戦を1-3で落としたアーセナルは、フルアムとのロンドンダービーに快勝。14分にジルーの2戦連続ゴールで先手を取ると、その後はサニャをCBに据えた急造DFラインが猛攻にさらされながらも、41分にポドルスキが強烈なシュートを突き刺して2-0。68分にもカウンターからポドルスキがネットを揺らし、白星をたぐり寄せた。
同じく初勝利を挙げたのがストークとハル。クリスタルパレスと対戦したストークは、31分に敵の新CFシャマフに移籍後初得点を許したが、58分にアダム、62分にショークロスが連続ゴールを挙げて逆転勝ち。昇格組のハルは、22分にPKで先制に成功したものの、その5分後にFWサグボが退場処分に。それでも、1時間以上を10人で耐え抜いてノリッジを退けた。
吉田麻也がベンチを外れたサウサンプトンは、サンダランド戦で1ポイント。序盤に敵の新MFジャッケリーニに先制点を許したが、迎えた88分、セットプレーからCBフォンテが同点ゴールを奪った。エバートン対ウェストブロミッチ、ニューカッスル対ウェストハムはスコアレスドローに終わっている。
<第2節結果>
2013年8月24日(土)
フルアム 1-3 アーセナル
エバートン 0-0 ウェストブロミッチ
ハル 1-0 ノリッジ
ニューカッスル 0-0 ウェストハム
サウサンプトン 1-1 サンダランド
ストーク 2-1 クリスタルパレス
アストンビラ 0-1 リバプール
8月25日(日)
カーディフ 3-2 マンチェスターC
トッテナム 1-0 スワンジー
8月26日(月)
マンチェスターU 0-0 チェルシー
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