ミッドウィークにCLドルトムント戦を控えるユベントスは土曜日にパレルモと対戦。バルザーリが復帰したユーベは3バックの[3-5-2]で臨み、中盤にはマルキージオ、ペレイラ、ストゥラーロのフレッシュな顔ぶれを並べた。試合はユーベがボールを支配し、パレルモがディバラ、バスケスのアルゼンチンコンビを中心にカウンターを狙う展開。均衡が崩れたのは70分、途中出場のモラタが巧みな個人技でDFを振り切り、左足でネットを揺らす。結局これが決勝点となり、ユーベは省エネで勝ち点3を確保した。
一方、2位ローマはサンプドリアに敗れ、首位との勝ち点差は14まで開いてしまった。一時の不調を脱し連勝中のサンプドリアはデ・シルベストリの2試合連続ゴールで先制すると、新加入のムリエルが加点し3連勝。ミランに逆転勝利したフィオレンティーナと並ぶ5位と、依然CLを狙える位置に付けている。
難敵トリノのホームに乗り込んだラツィオは、大ブレイク中のフェリペ・アンデルソンが2ゴールと大暴れ。ナポリをかわして単独3位に浮上し、2位ローマとの差もわずか1ポイントと完全に射程圏に入ってきた。敗れたトリノは、ELゼニト戦を含め3連敗とやや調子を落としている。
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