ホッフェンハイムと引き分けリーグ戦での連勝が19でストップした前節に続き、またもやバイエルンの記録に終止符が打たれた。マンチェスター・ユナイテッドとのCL準々決勝第2レグを4日後に控え、主将ラーム、リベリ、ロッベンら主力をベンチからも外し臨んだが、攻撃陣は昨季CLラウンド16のアーセナル戦以来実に62戦ぶりとなるノーゴール。守っては31分、FWメルダースにゴールを破られ、リーグ戦では一昨年10月54戦ぶりの黒星を喫している。
公式戦ここ11試合をわずか1勝(2分8敗)で迎えた今節、17位ハンブルクに敗れCL出場圏外の5位へと転落したことを受けて、レバークーゼンはヒーピア監督の解任に踏み切った。後任には、昨季ヒーピアとの二頭体制でチームを率いたサシャ・レバンドフスキを今季終了後までの任期で招へい。現チームをよく知る指揮官の下、息を吹き返すことができるだろうか。
そのレバークーゼンから4位の座を奪ったのは、前節まで4戦3勝と一時期の不振から完全に抜け出した感のあるボルシアMG。ニュルンベルクとの一戦は苦手のアウェイ戦ながらFKとPKでの得点で勝ち点3を手にしている。逆に、7位マインツはここにきて失速。運動量をベースとするチームが「動きはスローで、もたついたところがあった」(トゥヘル監督)結果、フランクフルトに完敗だった。
直接対決2試合でともに下位チームが勝利を収めたことで、残留争いはますます熾烈な展開に。シュツットガルト対フライブルクは、2-0でホームのシュツットガルトに軍配。得失点差でハンブルクをかわし残留圏の15位へと浮上している。ブラウンシュバイク対ハノーファーのニーダーザクセンダービーでは、ブラウンシュバイクが3-0の快勝。ダービー勝利の美酒に酔うとともに17位との勝ち点差を1、15位シュツットガルトとは同2差となり、第13節以降定位置となっている最下位からの脱出が視野に入ってきた。
残る2試合、ブレーメン対シャルケとヘルタ・ベルリン対ホッフェンハイムはいずれも1-1の引き分けに終わっている。
<第29節結果>
2014年4月4日(金)
ハンブルク 2-1 レバークーゼン
4月5日(土)
シュツットガルト2-0 フライブルク
アウグスブルク 1-0 バイエルン
フランクフルト 2-0 マインツ
ブレーメン 1-1 シャルケ
ニュルンベルク 0-2 ボルシアMG
ドルトムント2-0 ボルフスブルク
4月6日(日)
ブラウンシュバイク3-0 ハノーファー
ヘルタ・ベルリン 1-1 ホッフェンハイム
<過去のラウンドアップ>
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