CLの影響もあったのか、首位バルセロナに続いてアトレティコ・マドリーも今節敗れた。6分にオサスナが得たCKで右サイドを駆け上がってきたMFセフードにダイレクトシュートを決められると、左サイドを崩されてさらに2失点。3-0に終わり、シメオネ監督は「オサスナが非常に良く、我われは悪かった。それだけだ」と完敗を認めた。
レアル・マドリーのアンチェロッティ監督は出場停止処分の軽減を期待してロナウドを招集したが、結局裁定が覆らなかったため起用できず。しかし彼抜きでもチームはエルチェを3-0で下し、今季10度目の完封勝利で20カ月ぶりの首位に立った。ロナウドが復帰する次節はAマドリーとの大一番だが、その前にCLシャルケ戦が控えている。アンチェロッティ監督がこの2試合でどんなマネージメントを見せるのか注目だ。
8位のバレンシアはミスからグラナダに先制されたが、パコ・アルカセルのゴールで追い付くと、90分にセットプレーから新戦力のDFベゾが決勝点。ここ4試合で3勝目を挙げた。同じく終了間際が劇的な展開となったのはエスパニョール対ビジャレアル。77分に1点差に迫ったホームチームが後半ロスタイムにPKを獲得する。しかしセルヒオ・ガルシアのキックはGKアセンホに阻まれ、ビジャレアルが逃げ切った。
好調のレバンテはバジャドリーとのアウェイゲームを1-1で終えて7試合負けなし。10人になったヘタフェに追い付く形で引き分けたセルタもここ5試合で3勝2分と粘り強さを見せている。ラジョ・バジェカーノ対セビージャは、57分にFKから挙げた1点を守り切ったアウェイチームが7試合ぶりの白星。下位同士の対戦となったアルメリア対マラガはスコアレスドローに終わった。
最下位ベティスは依然として泥沼状態。前半にPKでアスレティック・ビルバオに先制されると、その後2選手が退場して9人となり、終盤に追加点を奪われた。PKや2人目の退場は微妙な判定ではあったものの、チームは3連敗。試合後にはギレン会長が辞任の意向を表明している。
<第25節結果>
2014年2月21日(金)
バジャドリー 1-1 レバンテ
2月22日(土)
レアル・マドリー 3-0 エルチェ
セルタ 1-1 ヘタフェ
ソシエダ 3-1 バルセロナ
アルメリア 0-0 マラガ
2月23日(日)
ラジョ・バジェカーノ 0-1 セビージャ
ベティス 0-2 アスレティック・ビルバオ
バレンシア 2-1 グラナダ
オサスナ 3-0 アトレティコ・マドリー
2月24日(月)
エスパニョール 1-2 ビジャレアル
<過去のラウンドアップ>
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