マルセイユとの契約を満了し退団が発表されたガーナ代表MFアンドレ・アイェウとフランス代表FWアンドレ・ピエール・ジニャックの次の就職先は、ともにプレミアのクラブになるかもしれない。英国の各メディアが伝えている。
今シーズン、4季ぶりにリーグ戦二桁得点を記録し、アーセナルやリバプールなどのプレミア勢に加えイタリアのインテル、ローマなども興味を示していると見られていたA.アイェウについては、10日にスワンジー加入がクラブから公式発表された。
彼のスワンジー入りに関しては、今年2月までQPRの監督を務めていたハリー・レドナップが先日自身のツイッターで「スワンジーがアンドレ・アイェウとの合意に近づいていると聞いた。彼は代理人のマーク・マッケイとともに交渉中のようだ」と発信。スワンジーに所属するFWゴミスがフォローしたことで拡散し世間の知るところとなっていた。
そしてもう一人、今季リーグ2位の21ゴールを決めたジニャックには、ウェストハムが強い興味を示していると『ミラー』紙などが報道。サム・アラーダイスと契約延長せずクロアチア人指揮官スラベン・ビリッチを招へいした西ロンドンのクラブは今夏の移籍マーケットで積極的に動くと目されており、すでにサンプドリアのMFペドロ・オビアングの引き抜きに成功している。その他にもチェルシーのFWロイク・レミ、バルセロナBに所属する18歳のMFアレン・ハリロビッチなどが獲得候補のようだ。
A.アイェウと同様に移籍金のかからない29歳のストライカーも人気が高く、ウェストブロミッチ、サウサンプトン、ストーク、ニューカッスルが獲得に乗り出しているようで、他国のクラブも含め今後さらに争奪戦は激しさを増しそうだ。